東京スペシャルインポートカーショー2009 マリオ二等兵レポート/アメリカンスタイルゾーン編

  • 筆者: マリオ 二等兵
  • カメラマン:菊池 一弥
東京スペシャルインポートカーショー2009 マリオ二等兵レポート/アメリカンスタイルゾーン編
コロンブスブース トヨタ タンドラ FTクルーザー ランドクルーザー K.M.ガレージブース インフィニティ EX35 インフィニティ EX35 インフィニティ EX35 インフィニティ FX50S インフィニティ FX50S インフィニティ FX50S 画像ギャラリーはこちら

東京スペシャルインポートカーショー2009 マリオ二等兵レポート/アメリカンスタイルゾーン編

初開催から6回目となった今年の東京スペシャルインポートカーショー。

3日間の合計入場者数は、過去最高の7万1971人を記録!

「秋の東京モーターショーは出展を見合わせたメーカーが多く、ガイシャ好きとしては寂しいので、今年はこっちに足を運びました」という観客の皆さんの声が多かったことを確認しました。

ここではひときわド派手なカスタムカーが出展された「アメリカンスタイルゾーン」の様子を報告します!

トヨタ・タンドラ(コロンブス)

トヨタ タンドラ
コロンブスブースFTクルーザー

ランドクルーザーのピックアップ・トラック版と言えるこの「タンドラ」は、北米専売モデルとして初めて成功を収めたモデル。

トヨタ車ならではの高いクオリティと性能を誇りながら、その乗り味はアメ車そのもの。

日本でも「国産メーカー派のアメリカ文化好き」といった層から強く支持されており、東京のコロンブスをはじめ、専門的に輸入販売をしているショップが少なくないのであります。

国産車との共用パーツが多く、町の小さな整備工場でもわりと普通にメンテしてもらえるため、並行輸入車に一抹の不安を抱える人にとっても安心感が高いといえましょう。

ド派手系のカスタムパーツも豊富に流通しております。

インフィニティ EX35

インフィニティ EX35
インフィニティ EX35K.M.ガレージブース

こちらのインフィニティEX35は、スカイラインをSUV風に仕立てたモデルで、国内でも今夏デビュー予定。

日産の逆輸入車の販売において、確かな実績を積み重ねてきたK.M.ガレージは、去年から国内で販売していました。

北米生産のトヨタ・タンドラと違い、いわゆる逆輸入車であり、栃木や神奈川の工場で生産されたのち、一度アメリカの空気を吸ってから帰国するのであります。

日本の工場からダイレクトに卸してもらうことはできないようですが、海外でデビューしたばかりの国内未導入モデルをいち早く楽しめることができるのも、逆輸入車の大きな魅力のひとつでありますね。

インフィニティ FX50S

インフィニティ FX50Sインフィニティ FX50S

日本のインフィニティファンから熱い眼差しを浴びるK.M.ガレージからは、去年フルモデルチェンジしたFXシリーズも出展されました。

こちらの「FX50」は390馬力を発生する5LのV8エンジンを搭載するトップグレード。

日産得意のアテーサAWDや4ポッド対向ピストンのブレーキなど、アメリカ車好きならずともソソられる高性能SUVであります!

車体本体価格は714万円。

庶民にはちと厳しいですが、同クラスの輸入車の中ではリーズナブルといえるでありましょう。

これは国内に導入されないので、セレブカーがひしめく夜の六本木界隈でも、強烈な存在感を発揮できます!

EX-WORKS/ダッジラムバン

ダッジラムバン
ダッジラムバンEX-WORKSブース

アメリカのフルサイズバンの代表格といえるダッジ・ラムバン。

ボディサイズやエンジンのバリエーションは多岐に渡りますが、今も人気が高いのは、全長が6m近くもあるロングボディ仕様。

スクエアなデザインも相まって、車内の空間容積のデカさは日本のミニバンの比ではありません。

燃費は見るからに悪そうですが、街中でも5~6km/Lぐらいは走るし、レギュラーガソリンでOKなので、実は日本のLサイズミニバンと大差ないのです。

2003年をもって絶版になりましたが、カスタムメニューは現在も進化・発展中でありました。

スーパーオートバックスかわさき/ダッジ・チャージャー・デイトナ

ダッジチャージャー デイトナ
スーパーオートバックスかわさきブースダッジチャージャー デイトナ

先日の速報でお伝えした本邦初公開の新型カマロに負けず劣らず、アメ車ファンの注目を集めていたのはこちらのダッジ・チャージャー。

1970年代の初代にも設定された「デイトナ」と呼ばれる限定モデルで、車内の音響チューニングを得意とするSA川崎が仕上げた一台です。

観客からは「エコカーもいいけど、まだまだ豪快なアメ車を諦めることはできません!」といった声も多数聞かれたとか!

アメリカン・マッスルカーの人気は、日本でもいまだ根強いことを確認できたであります!

まとめ

本国からは暗いニュースばかりが報じられるアメリカ・ビッグ3でありますが、クルマそのものの面白さはまったく不変!

少なくとも極東の日本に上陸したアメ車たちからは「メーカーの破綻がナンボのもんじゃい!」と言わんばかりの勢いで、ハイなテンションを感じさせてくれたであります!

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筆者マリオ 二等兵
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