ジュネーブモーターショー2014&VW アウトシュタット見学ツアー インサイドリポート/今井優杏(1/2)
- 筆者: 今井 優杏
- カメラマン:茂呂幸正
ジュネーブショーでは、興奮の連続!
学生カーソムリエによるジュネーブショー取材は、今回この学生カーソムリエに賛同し協賛頂いたフォルクスワーゲン グループ ジャパン様(以下VGJ)のご厚意による、実にフォルクスワーゲングループ全12社(フォルクスワーゲン、アウディ、セアト、シュコダ、ベントレー、ブガッティ、ランボルギーニ、ポルシェ、ドゥカティ、フォルクスワーゲン商用車部門、スカニア、MAN……ふう、ブランドを羅列するだけで息切れしそう!)が参加する前夜祭『フォルクスワーゲングループナイト』に始まり、プレスデーの1日半をかけて行われたのだが、フォルクスワーゲンではあの新型ゴルフ7のデザインを手がけたカーデザイン界の重鎮・同社デザイン部門のトップであるワルター・マリア・デ・シルヴァ氏に突撃アポしてみたり、また、ジュネーブショーでは、同じくこの学生への趣旨に賛同して下さったシトロエンのデザイン部のトップ、Alexsandre Malval氏がわざわざアポイント外なのに出てきて下さったり(!)と、海外ショーならではの夢のインタビューが実現したことは引率として同行した私にとっても感激だった。
学生たちにとってはかなり内容のギュギュっと濃いショー取材になったことはもちろんのこと、なによりも各メーカーの部門のトップがわざわざ多忙な時間を自ら割いて、将来を担う若者への深い理解度を示して下さったことにシビれてしまったのだった。
VW乗りの聖地『アウトシュタット』見学ツアー
しかし今年の現地取材はショー会場だけでは終わらない。
VGJがショーの後に学生に用意して下さったのは、フォルクスワーゲン乗りの聖地『アウトシュタット』見学ツアーなのであった!
スイス・ジュネーブを後にすること約8時間(!!)、ヨーロッパの高速鉄道ICEを利用し『リアル“世界の車窓から”ごっこ』に飽き飽きした頃に到着する北ドイツのヴォルフスブルグは以前、な~んもない、ただフォルクスワーゲンの本社と工場があるだけの田舎街だったという。
しかし2000年、ここに登場したのが『アウトシュタット』だ。その名も『自動車の街』という名のその施設は、28ヘクタールもの広大な土地に各グループ会社がパビリオンを建てて最新モデルを展示するほか、子供に向けたエコロジー展示やテクノロジー展示を遊園地感覚で備える『大フォルクスワーゲン博覧会』となっている。
この辺のレポートはすでに学生たちが上げてくれているから、彼らの新鮮な視点での感想をご覧いただきたいのだが、私が感激したのは館内レストラン施設における『BIO』=オーガニック食材を多用した、健康的な食の提案だった。
[次ページへ続く]
この記事の画像ギャラリーはこちら
すべての画像を見る >愛車の売却を、もっと楽に!もっと高く!
-
一括査定はたくさんの買取店からの電話が面倒?
これまでの一括査定は、たくさんの買取店からの電話が面倒でした。MOTA車買取なら、最大20社の査定額をwebで簡単比較。やり取りするのは査定額上位の3社だけ。車の査定が楽に完結する仕組みです。
-
一括査定は本当に高く売れるの?
これまでは、買取店に会わないと査定額がわからず、比較がしづらい仕組みでした。MOTA車買取は最短3時間後、最大20社を簡単比較。加えて、買取店は査定額上位3社に選ばれるために競い合うから、どうしても高く売れてしまいます。