ダイハツ、滋賀・大分で軽商用EVの実証走行試験を開始
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ダイハツ工業株式会社は、同社が試作した軽商用電気自動車を走行試験用の車両として滋賀県及び大分県へ提供すると発表した。
滋賀県及び大分県では、提供を受けた車両を使い今春から実証試験の実施が予定されている。
ダイハツでは、新型軽自動車「ミラe:S」を販売するなど、低燃費、低価格かつ省資源のガソリン車を開発、販売しているが、一方で電気自動車(以下EV)の今後の市場動向等を踏まえ、小口宅配ニーズなどの用途に合わせた商用EVの開発を進めており、今回両県の協力を得て公用車として2012年4月から公道での走行試験を開始することになったという。
ダイハツの軽ガソリンエンジン車「ハイゼットカーゴ」をベースに、駆動ユニット(モーター、バッテリー等)を搭載した試験車を実際の公用車として使用し、さまざまな走行データを収集し、その分析結果を今後のEV車両開発にフィードバックしていく考えとのことだ。