ホンダ 八郷社長、「販売数ではなく、お客様に夢を与える“ホンダらしい”商品作りが最も重要」

本田技研工業株式会社 代表取締役社長 社長執行役員 八郷隆弘氏

2015年7月6日、ホンダは6月17日に新社長へ就任した八郷隆弘氏の記者会見を青山本社にて開いた。

登壇した八郷氏は、今後のホンダの取り組みについて大きく2つのテーマを掲げた。一つめは「グローバル6極体制の進化」、二つめは「ホンダらしいチャレンジングな商品を継続的に開発し、全世界のお客様にお届けしていくこと」

八郷氏は、ホンダの強みが「チームやプロジェクトのメンバーが高い目標にチャレンジし、実現すること」であるとし、『チームHonda』というキーワードにより現場でのチームからつくり出されたチャレンジングな商品を通して、お客様とひとつの絆で結ばれることを目標とするという。

「グローバル6極体制」の推進として北米「フィット」の一部と欧州「ジャズ」を日本から供給することで地域の“相互補完”を強力に推進していく

今後の具体的な取り組みについて、「グローバル6極体制」では、北米「フィット」の一部と欧州「ジャズ」を日本から供給、次期「シビック」5ドアを欧州から他地域に供給、さらに次期「CR-V」をカナダから欧州に供給することで、地域の“相互補完”を強力に推進していくとする。

また、ホンダでは初めてアフリカで「アコード」の生産を今月から開始する。

次期「シビック」には新プラットフォームとダウンサイジングターボエンジンが採用される

また、「ホンダらしいチャレンジングな商品」の供給については、次期「シビック」に新しいプラットフォームとダウンサイジングターボエンジンを採用、グローバル基幹車種「CR-V」と「アコード」のフルモデルチェンジ、燃料電池自動車「クラリティ」の日本での今年度中の発売を目指していく。

本田技研工業株式会社 代表取締役社長 社長執行役員 八郷隆弘氏

伊東前社長の時に掲げられていた、2016年度に先進国で300万台、新興国で300万台、全世界で計600万台の販売を目指す目標について、八郷社長は「達成は難しいと認識している」とし、「販売数ということよりも、お客様に夢を与えるようなホンダらしい商品を作っていくことを最重要課題とし、進めていきたいと考えている」と語った。

また、フィットのたび重なるリコール問題については、「昨年9月より品質に関する体制を強化した結果、現在では高品質な商品を提供することが出来ていると考えている」と述べた。

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