トヨタ、人とクルマと家」をつなぐ次世代“つながる”サービスのコンセプトモデルを公開
9月27日、トヨタがIT技術を活用し、ユーザーのカーライフをサポートする次世代“つながる”サービスのコンセプトモデルとして「Smart INSECT」を公開した。
「Smart INSECT」は、超小型一人乗り電気自動車(EV)「コムス」<トヨタ車体㈱製>をベースに、次世代の“つながる”サービスに必要なモーションセンサーや音声認識、行動予測による目的地設定などの技術を搭載し、クラウド上の「トヨタスマートセンター」を介して「人とクルマと家」をつなぎ、便利で快適なカーライフをサポートするためのユーザーとの対話型サービスのコンセプトを具現化したもの。
「Smart INSECT」は、10月2日(火)~6日(土)までの5日間、千葉市・幕張メッセで開催される「CEATEC JAPAN 2012」のトヨタブースに展示され、操作の実演が行われる。
【Smart INSECT:コンセプトモデルの名称】
Information Network Social Electric City Transporter の頭文字の組み合わせ。 小さなボディでありながら情報ネットワークを駆使し、大きな羽を広げて飛び回る昆虫(insect)の ようなイメージを伝えたいという思いを込めたもの。
「Smart INSECT」の主な機能
■車両前方のモーションセンサーでクルマに近づいた人の顔を検知し、あらかじめ登録された運転を許可された人(以下、ドライバー)の顔写真と照合して個人認証
■認証が完了すると、フロントライトを点滅させたり、インストルメントパネルのモニターで挨拶(HELLOなどの表示や声での応答)をするなど、ドライバーとコミュニケーション
■モーションセンサーでドライバーの動作を検知し、手の動きに応じてドアをオープン
■「トヨタスマートセンター」で音声情報を認識するバーチャルエージェント(以下、エージェント)が、ドライバーとの対話によりドライバーの意図を予測して目的地を設定したり、クルマの各種機能を操作
■スマートフォンのナビゲーションやコンテンツを、エージェントを介して音声で操作
■自宅の施錠やエアコンの状態を、車内からエージェントを介して確認し音声で操作
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