トヨタ C-HR 先行試乗レポート/気になるハイブリッドとターボの価格差も徹底比較(1/3)

トヨタ C-HR 先行試乗レポート/気になるハイブリッドとターボの価格差も徹底比較
トヨタ C-HR(新型コンパクトSUV/2016年末発売予定) 先行試乗レポート/渡辺陽一郎 トヨタ C-HR(新型コンパクトSUV/2016年末発売予定) 先行試乗レポート/渡辺陽一郎 トヨタ C-HR(新型コンパクトSUV/2016年末発売予定) 先行試乗レポート/渡辺陽一郎 <C-HR ”S-T”(1.2ターボ/ボディカラー:メタルストリームメタリック)>トヨタ C-HR(新型コンパクトSUV)先行試乗レポート/渡辺陽一郎 トヨタ C-HR(新型コンパクトSUV/2016年末発売予定) 先行試乗レポート/渡辺陽一郎 トヨタ C-HR(新型コンパクトSUV/2016年末発売予定) 先行試乗レポート/渡辺陽一郎 トヨタ C-HR(新型コンパクトSUV/2016年末発売予定) 先行試乗レポート/渡辺陽一郎 トヨタ C-HR(新型コンパクトSUV/2016年末発売予定) 先行試乗レポート/渡辺陽一郎 トヨタ C-HR(新型コンパクトSUV/2016年末発売予定) 先行試乗レポート/渡辺陽一郎 トヨタ C-HR(新型コンパクトSUV/2016年末発売予定) 先行試乗レポート/渡辺陽一郎 <C-HR ”S-T”(1.2ターボ/ボディカラー:メタルストリームメタリック)>トヨタ C-HR(新型コンパクトSUV)先行試乗レポート/渡辺陽一郎 画像ギャラリーはこちら

発売開始目前、トヨタ C-HRの価格がいよいよ明らかに

トヨタ C-HR(新型コンパクトSUV/2016年末発売予定) 先行試乗レポート/渡辺陽一郎<C-HR ”G”(1.8ハイブリッド/ボディカラー:ラディアントグリーンマイカ)>トヨタ C-HR(新型コンパクトSUV)先行試乗レポート/渡辺陽一郎

2016年の最後を飾る新型車が<トヨタ CーHR>だ。コンパクトなSUVでエンジンは1.8リッターをベースにしたハイブリッドと、1.2リッターのターボを用意する。売れる要素をしっかりと押さえたので、人気車になるだろう。C-HRの正式な発売は2016年12月14日の予定だが、販売店ではすでに予約受注を受け付けて、11月21日からメーカーへの発注も開始している。従ってCーHRの価格も以下のように明らかにされた。

■トヨタ C-HR ハイブリッド(2WD) 価格

・S:264万6000円

・G:290万5200円

■トヨタ C-HR 1.2リッターターボ(4WD) 価格

・S-T:251万6400円

・G-T:277万5600円

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緊急自動ブレーキが備わるToyota Safety Sense Pは全車標準搭載

<C-HR ”S-T”(1.2ターボ/ボディカラー:センシュアルレッドマイカ)>トヨタ C-HR(新型コンパクトSUV)先行試乗レポート/渡辺陽一郎<C-HR ”S-T”(1.2ターボ/ボディカラー:センシュアルレッドマイカ)>トヨタ C-HR(新型コンパクトSUV)先行試乗レポート/渡辺陽一郎

トヨタ CーHR ハイブリッド”S”と、CーHR 1.2リッターターボの”S-T”はベーシックなグレードに位置付けられ、外装では17インチアルミホイール、LEDサイドターンランプ付きの電動格納式ドアミラーなどが備わる。内装では左右席の温度を独立して調節できるオートエアコンなどが装着される。

上級グレードの”G”/”G-T”では、アルミホイールのサイズが18インチに拡大され、LEDフォグランプやスーパーUVカット&IRカットガラスなども備わる。内装ではインパネに金属調とソフト塗装(ソフトパッドではないが塗装によって弾力を持たせた)を使うなど質感を高めている。

それでもバイビームLEDヘッドランプや本革シート表皮は、標準装着ではなくG/G-Tのみにオプション設定だから、装備を充実させると価格も相応に高まりそうだ。

なお緊急自動ブレーキを作動できる”Toyota Safety Sense P”(トヨタセーフティセンスP)はC-HRの全グレードに標準装着される。

気になるC-HRのハイブリッドと1.2ターボの価格差は妥当? 割高!?

トヨタ C-HR(新型コンパクトSUV/2016年末発売予定) 先行試乗レポート/渡辺陽一郎

C-HRのハイブリッドと1.2リッターターボの価格を比べると、ハイブリッドが12万9600円高いが、ターボは4WDだから、その差額(22万円相当)も加える必要がある。つまりハイブリッドの価格上昇は実質35万円くらいだろう。この価格差は妥当だ。

同じ“TNGA”(Toyota New Global Architecture)のプラットフォームを使う<プリウス>に比べると、C-HRの価格は意外に割安。CーHRのハイブリッドSは264万6000円で、プリウス Sツーリングセレクション(262万8327円)とほぼ等しい。

プリウスにはバイビームLEDヘッドランプが標準装着され、Toyota Safety Sense Pがオプションになるといった違いはあるが、装備レベルは同等と見て良い。CーHRは趣味性の強いSUVでありながら、価格をあまり上乗せしていない。

C-HR 1.2ターボに2WD設定がないのが残念、早期の追加設定を希望したい

<C-HR ”S-T”(1.2ターボ/ボディカラー:センシュアルレッドマイカ)>トヨタ C-HR(新型コンパクトSUV)先行試乗レポート/渡辺陽一郎

その意味で残念なのは、C-HRの1.2リッターターボは4WD仕様のみになること。

仮にS-Tの2WDがあれば、価格を230万円前後に抑えられたはずだ。4WDといっても最低地上高は155mmにとどまるから、悪路のデコボコを乗り越えやすい設計ではない。「駆動方式は前輪駆動の2WDで十分」と考えるユーザーには、やや選びにくいグレード構成になっている。

また全高は2WDは1550mmだが、4WDは1565mmになるため、最大1550mmの高さ制限がある立体駐車場を利用する場合には、ハイブリッドでないとC-HRは買えないことになる。その意味でも、1.2リッターターボの2WD設定が欲しいところだ。

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渡辺 陽一郎
筆者渡辺 陽一郎

1961年生まれ。自動車月刊誌の編集長を約10年務めた後、フリーランスのカーライフ・ジャーナリストに転向。「読者の皆さまに怪我を負わせない、損をさせないこと」が最も重要なテーマと考え、クルマを使う人達の視点から、問題提起のある執筆を心がけている。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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