グッドデザイン賞を受賞したスバル レヴォーグ! 選ばれた理由はスバルこだわりのクルマづくりが評価された結果だった!
- 筆者: MOTA編集部
- カメラマン:堤 晋一/SUBARU/MOTA編集部
スバルのスポーツワゴンであるレヴォーグは2021年度グッドデザイン賞を受賞した。2021年度はいすゞ MU-Xや三菱 アウトランダーなど、SUVモデルが多く受賞したが、その中で唯一SUV以外でグッドデザイン賞を獲得したのがレヴォーグである。
軽自動車、ミニバン、SUVが主流の日本市場でなぜスポーツワゴンが今回なぜ受賞に至ったのか、スバルのクルマ造りならではのこだわりを紹介したい。
SUV以外でグッドデザイン賞を受賞した貴重なモデルだ
グッドデザイン賞は1957年に創設されたグッドデザイン商品選定制度を継承する、日本を代表するデザインの評価とプロモーション活動の一環。毎年デザインが優れた工業製品からビジネスモデル、イベント活動などの物事に贈られる賞で、総合的なデザインを評価するものだ。
2020年に登場したレヴォーグは、市場の中で埋没しないデザインを表現するためにデザインテーマ「PERFORMANCE×ADVANCED」を掲げ、ユーザーが走りへの期待感を高められるパフォーマンス表現と時代に合った先進的なスタイルの実現を目指した。
これにはコンセプトカー「VISIV TOURER CONCEPT(ヴィジヴ ツアラー コンセプト:2014年ジュネーブ国際ショーに出展)」を目標に、これまでのスバル車以上にエクステリアデザインでは大胆な立体造形を扱いやすいサイズの中で実現させている。またボディカラーはレヴォーグのデザインに適した8色を用意した。
インテリアでもスポーティさと先進性を表現した
インテリアはセンターインフォメーションディスプレイを中心とした室内空間とし、視界に対する悪影響や圧迫感が出ないようディスプレイの位置や大きさを検討した結果、限られた空間の中で最も安全で使いやすいレイアウトを実現した。
さらにブラックとボルドーをベースに素材や色を厳選し、スポーティで上質なコーディネートとしている。
日本の道に適したサイズに抑えたことも評価された
また、全長4755mm×全幅1795mm×全高1500mmのボディサイズは居住性を高めながらも日本の道路状況に適した扱いやすいサイズに抑えている。
ユーザーに提供する価値である高度運転支援システム「アイサイトX」をはじめとする「先進安全」、内外装の至るところに散りばめられた「スポーティさ」、VDA法で561Lの大容量を確保した広大なラゲッジ空間を有する「ワゴン価値」を表現した。
レヴォーグは2020-2021日本カー・オブ・ザ・イヤーも受賞している。
スバルは人を中心としたクルマづくりでクルマに乗るすべての時に安全を提供する「総合安全」の考え方を徹底しており、こうした考え方がレヴォーグの開発にも生かされていると言える。
スバルらしいクルマづくりの姿勢が評価された!
グッドデザイン賞の審査委員からは「スポーツワゴンであることがひと目でわかるダイナミックなフォルムでありながら、このメーカーが大切にしてきた視界確保、ワゴンとしての使い勝手を高度に両立しており、ワゴン作りの経験の長さが生きている。インテリアではインパネの中央に大型の縦長ディスプレイを据え、メーターも全面デジタルとするなど革新的な技術を投入。どちらも見やすさ使いやすさへの配慮が行き届いており、飛行機作りをルーツに持つメーカーらしい姿勢が反映されている」との評価だった。
改良モデルの登場も楽しみだ
海外では新型のWRXワゴン(日本名:レヴォーグ)も登場している。すでに完成されたデザインではあるが、新エンジンの搭載など注目度が高い改良が施された。今後のレヴォーグの進化も楽しみだ。
【筆者:MOTA編集部】
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