エコカーの真相/第八回 ビックリ仰天!中国の超小型電気自動車たちは、超面白い!
- 筆者: 桃田 健史
- カメラマン:桃田健史
今年4月の上海モーターショーでは、中国地場メーカーは昨年に続き、各社こぞって電気自動車を出展した。また、トヨタ・ホンダ・日産・三菱も、電気自動車における中国への本格参入を表明した。
しかし、実は中国にはもっと庶民に身近な電気自動車がある。
その実態を探りに、北京へと飛んだ。
中国の首都、北京。
その市街地にある国際展覧中心・老館で7月3日~5日の間、「第7回 北京国際電動車・混同電動車展示会」が開催された。
中国で“電動車”とは電気自動車のことで、“混同電動車”とはハイブリッド車のことだ。また、次世代車は、“新能源汽車”と呼ばれている。
同会場内で目立つのは、「山東省」という文字。北京からだと、南西方向の農村地帯だ。
そこで盛んなのが超小型電動車たちだ。
日本では、日本のタケオカ自動車工芸(富山県富山市)の「ミニカー」のようなものだ。
だが驚くことに、山東省系の超小型電動車は種類が多い。2人乗り、3人乗り、2ドア、4ドア、3輪車、4輪車、ファミリータイプ、商用タイプ、スポーツタイプなど多種多様なのだ。
さらに驚くのは、その価格がメチャ安!
1中国元=15円として計算すると、新車が20万円台後半~50万円程度という激安価格!
確かにこうした車たちは、ごく一部はかなり頑丈なボディを作っているものの殆どの場合ボディはFRP(強化プラスティック)でペカペカ。これに乗って正面衝突でもしようものなら「ヤバイ!」という感じで、価格の安さにも納得がいく。
ただ、日本でも3~4年後に、国土交通省が軽自動車と自動二輪車の中間となる、超小型モビリティを新カテゴリとして設定する動きがある。
現在、自動車メーカーや有識者がその規定について話し合っている。そのなかで、低価格の維持と中小企業が参入し易くするために、衝突安全基準を大幅に緩和する考えもある。
となると、こうした中国・山東省系の超小型電動車が、日本で価格破壊を起こして、ドバッと普及してしまう可能性も!?
では、アイディア満載、様々な格好の中国の超小型電動車たちを画像にてご紹介したい。
※画像をクリックすると、フォトギャラリーにてご覧頂けます
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