大事なのはあなた自身!サポカーや自動ブレーキ装着車は完璧じゃない
- 筆者: MOTA編集部
2020年4月19日、池袋暴走事故から1年が経過した。運転をしていたのは、当時87歳の高齢ドライバー。この事故により、2名の尊い命が奪われ、運転者と同乗者を含む10名が重軽傷を負った。池袋暴走事故を含む高齢者の交通事故をきっかけに、運転免許やサポカーに関わる制度が見直され、2020年にサポカー補助金制度が始まり、2022年を目処にサポカー限定免許の創設がされる見通しだ。これら「サポカー」は、交通事故を減らす効果について再考してみよう。
そもそも「サポカー」とは?
「サポカー補助金」や「サポカー限定免許」で使われているサポカーの正式名称は「セーフティ・サポートカー」。
経済産業省の定義では、サポカーは衝突被害軽減ブレーキ機能の装着がされているクルマのことを指す。さらに、衝突被害軽減ブレーキに加え、ペダル踏み間違い急発進抑制装置、車線逸脱警報装置、車種によっては先進ライト機能(ロービームとハイビームの切り替えなど)が装着されているクルマのことを「サポカーS」としている。
これらの機能は、高齢運転者のみならず、どの世代においても悲惨な交通事故を減らすのに役立つ技術であることから、2021年11月以降に発売される国産の新型車には、基準を満たした性能を持つ衝突被害軽減ブレーキの装着が義務化される。
高齢運転者の事故は多いのか?
経済産業省のデータによると、アクセルやブレーキの踏み間違いなどの操作不適による死亡事故は、75歳以上の高齢運転者の割合が30%、75歳未満の運転者の割合が16%とおおよそ2倍。運転操作不良による交通死亡事故の割合からも、「サポカー」を導入することで、高齢運転者による交通死亡事故を減らせる可能性が高い。
愛車の売却を、もっと楽に!もっと高く!
-
一括査定はたくさんの買取店からの電話が面倒?
これまでの一括査定は、たくさんの買取店からの電話が面倒でした。MOTA車買取なら、最大20社の査定額をwebで簡単比較。やり取りするのは査定額上位の3社だけ。車の査定が楽に完結する仕組みです。
-
一括査定は本当に高く売れるの?
これまでは、買取店に会わないと査定額がわからず、比較がしづらい仕組みでした。MOTA車買取は最短3時間後、最大20社を簡単比較。加えて、買取店は査定額上位3社に選ばれるために競い合うから、どうしても高く売れてしまいます。