【コロナ対策】マクドナルド ドライブスルー 「トミカ」で巻き返し

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ひとり、またはふだん生活を共にする家族となら、自家用車での移動はコロナ渦の現在もっとも感染リスクが低い移動手段のひとつだ。さらにリスクを低くする「車から降りないドライブ」に心強いドライブスルー店舗の最新情報をお伝えしてみたい。(本記載例はあくまで一例です。原則、不要不急の外出を推奨するものではありません。)

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目次[開く][閉じる]
  1. 先週末、マクドナルドのドライブスルーが大混雑だった理由は?
  2. 意外なお店の商品が「ドライブスルー」
  3. 持ち帰りだと割引になるお店が増えている!?
  4. お得で安全な「非接触式支払い」

先週末、マクドナルドのドライブスルーが大混雑だった理由は?

車から降りずに食べ物が買えるドライブスルーが大人気となっている。

先週末の18、19日はマクドナルドのドライブスルーがどこもかなり混雑していたようだが、その理由の一つは17日から「トミカ」がもらえるハッピーセットがスタートしたことによると思われる。

加えて、週末限定でトミカのDVDなど特別なおまけが配布されたことも家族連れを中心に多くの車が集まった一因となっただろう。

また、4月13日からプッチンプリン味のマックシェイクが期間限定で発売され、こちらも大人気。売り切れが続出していたようで、筆者も3店目でやっと入手できた。

大混雑の理由を日本マクドナルドの広報担当者に聞いてみたところ、

「ハッピーセットに限らず、新商品の販売がスタートすると、お客様が増えますね。ドライブスルー利用のお客様は3月末頃からふだんより増えてきた印象があります。」という回答だった。

店内が一部店舗休業?

そして日本マクドナルドは昨日4月20日より、政府が「特定警戒都道府県」に指定した13都道府県(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、大阪府、兵庫県、福岡県、北海道、茨城県、石川県、岐阜県、愛知県、京都府)の店舗、約1910店で店内での飲食を終日中止すると発表した。

対象となる地域の店舗ではテイクアウトとドライブスルー、そして宅配のみの対応となる。(すでに休業しているお店は除く。)

今後しばらくはマクドナルドのドライブスルーがますます混雑しそうだ。

意外なお店の商品が「ドライブスルー」

さて、そのドライブスルーだが、マクドナルドやモスバーガー、KFCなどのファストフード以外にもドライブスルーで料理が購入できるお店は意外とたくさんある。なお、ここで言うところの「ドライブスルー」とは、多少出来上がりに時間がかかるが、「車から降りずに注文できて、お店の人が車まで持ってきてくれるタイプ」も含めている。いずれにしても、車から降りずに注文&支払い&受け取りが可能なタイプの店舗はドライブスルーとして考えてよいだろう。

お寿司やちゃんぽんなど多種類で豊富

まずは、吉野家、すき家、松屋などの牛丼チェーンはいずれもドライブスルー店舗を持つが、断トツに多いのはすき家で全国に800店舗以上ある。

意外なところでは人気回転寿司チェーンのはま寿司がある。はま寿司の場合、注文を受けてから作るので、多少待つこともあるが、車内で注文ができて車から降りずに受け取れるのは安全で便利だ。混雑しそうな時間帯は事前予約がオススメ。

最近は宅配にも力を入れているカレーハウスCoCo壱番屋にも全国に258のドライブスルー店舗がある。

この他、長崎ちゃんぽんリンガーハットは全国に78店舗でドライブスルーを可能としており、専用の調理法と容器で美味しいちゃんぽんを提供している。

持ち帰りだと割引になるお店が増えている!?

ちゃんぽんがあるならラーメンも? というわけで、“野菜らーめん”のフランチャイズチェーン「8番らーめん」にも北陸を中心に9店舗のドライブスルーがある。こちらも麺がのびない、スープがこぼれないなどに配慮した容器を使用している。

このほか、全国に1か所だけだが築地銀だこのドライブスルーが愛知県刈谷市にある。

また、ドライブスルー店舗は持たずとも、料理の持ち帰りができるファミレスも増えている。

ファミレスのみならず、街のレストランやカフェなども店内の飲食をやめて持ち帰りに特化するお店も増えつつある。駐車場を持たないお店だと車で買いに行くのは厳しいが。

ユーザーには嬉しいお得な割引やクーポンも!

中にはテイクアウトのみ割引を行っていたり、持ち帰り限定メニューとして新たなメニューをかなりお買い得な価格で展開したりするお店も増えている。

たとえばすかいらーく系のファミレス(ジョナサン、ガスト、バーミヤン他)では持ち帰りは10%オフとなり、吉野家も同じく15%オフという価格で展開している。

すき家ではアプリからの注文で「自動的に最安値クーポンをゲット」できる仕組みとなっている。

ちなみに、すかいらーく系は特に感染予防への取り組みが徹底しており、店内の飲食でも持ち帰りでも店に入るとすぐに手指の消毒が義務付けられている。消毒しないと店内には入れない仕組みで、(お店のスタッフが手指に振りかけてくれるところもある)安全・安心度は抜群だ。

お得で安全な「非接触式支払い」

ドライブスルーやテイクアウト商品の支払いには、スマホ決済が便利だ。現金や一部のクレジットカードでは、人と人の接触が不可避となり感染のリスクが発生するが、スマホ決済ならスマホを機械にかざしたり、コードを読み取ったりするだけで支払いが完了するので感染リスクは大幅に低くなる。

国がキャッシュレス化を推進していることもあり、昨年頃から急速に対応可能な店舗が増えつつある。

中でも2019年3月からの1年間で登録者数が500万人→2500万人超となったPayPayでは、対応可能な店舗の数も急増。そして対象店舗での支払いの際、4月30日までの期間限定だが、20%の割引を展開している(残高付与の上限は3000円。期間中、対象店舗での支払いを合算)

対象となる店舗(テイクアウト対応)は、ガスト、バーミヤン、ジョナサン、幸楽苑、デニーズ、すき家、なか卯、はま寿司、松屋、銀だこなどなど。ドライブスルー店舗を持つお店も多い。

実際に筆者もこの4月に対象店舗でPayPayを使って2回支払い、2店合計で1376円が口座残高にバック(残高付与)されている。

なお、現在営業中のドライブスルー店舗は予告なしに営業時間の短縮や休業が行われることもある。事前に最新の状況を調べて、お得に安全に利用してみてはいかがだろうか。

[筆者:加藤 久美子]

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加藤 久美子
筆者加藤 久美子

山口県下関市生まれ 自動車生活ジャーナリスト 大学時代は神奈川トヨタのディーラーで納車引き取りのバイトに明け暮れ、卒業後は日刊自動車新聞社に入社。出版局にて自動車年鑑、輸入車ガイドブック、整備戦略などの編集に携わる。95年よりフリー。2000年に第一子出産後、チャイルドシート指導員資格を取得し、チャイルドシートに関わる正しい情報を発信し続けている。 得意なテーマはオリジナリティのある自動車生活系全般で海外(とくにアメリカと中国)ネタも取材経験豊富。愛車は22年間&26万km超の916アルファスパイダー。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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