2月新車販売ランキング-軽自動車の異変-/松下宏(2/2)

2月新車販売ランキング-軽自動車の異変-/松下宏
ダイハツ タントエグゼ ダイハツ タントエグゼ ダイハツ タントエグゼ スズキ ワゴンR 日産 セレナ トヨタ ノア トヨタ ヴォクシー トヨタ マークX 画像ギャラリーはこちら

11位から20位はミニバン勢が多数ランクイン

11位から20位の間には、3列シートのミニバンが多数ランクインしている。

11位:日産 セレナ (8,311)/12位:ホンダ フリード (8,192)

13位:ホンダ ステップワゴン (7,828)/14位:スズキ パレット (7,701)

15位:トヨタ ヴォクシー (6,851)/16位:日産 モコ (6,757)

17位:日産 ノート (6,688)/18位:トヨタ ウィッシュ (6,299)

19位:トヨタ ヴェルファイア (6,252)/20位:マツダ デミオ(5,844)

11位のセレナ、12位のフリード、13位のステップワゴン、15位のヴォクシー、18位のウィッシュ、19位のヴェルファイアと半分を超える6台が並んだ。

日産 セレナ
トヨタ ノアトヨタ ヴォクシー

ここで注目したいのは「日産 セレナ」で、モデルサイクルの終盤であるのにも関わらず、安定した売れ行きを示している。

セレナは今年後半にフルモデルチェンジが予定されているが、このまま継続生産したほうが良いのでは?と思えるくらいの順調な売れ行きである。

この他、「トヨタ ノア」と「トヨタ ヴォクシー」を合わせると1万台を超え、ヴェルファイアとアルファードを合わせた9,000台を超えているのも注目だ。ノア&ヴォクシーは姉妹車としているために単独の販売台数こそ伸びないが、トヨタがしっかりと「商売」しているのが分かる。

14位の「スズキ パレット」は、28位の「日産 ルークス」に対して3,000台以上の差をつけている。

16位の「日産 モコ」は、OEM元であるランキング圏外の「スズキ MRワゴン」に大差を付けているが、ルークスでは逆転とまではいかないようだ。

21~30位までは、「トヨタ マークX」と「トヨタ クラウン」というトヨタの上級セダンが2台入っているのが注目される。

21位:トヨタ マークX(5,539)/22位:日産 キューブ (5,534)

23位:トヨタ エスティマ (4,962)/24位:トヨタ ノア (4,869)

25位:日産 ティーダ(4,819)/26位:ホンダ ライフ (4,788)

27位:トヨタ ラクティス (4,685)/28位:日産 ルークス (4,330)

29位:トヨタ クラウン (4,047)/30位:日産 マーチ (4,044)

トヨタ マークX

上級セダンは、つい先日フルモデルチェンジした「日産 フーガ」もランクインできない状態のなか、同ジャンルでのトヨタの強さが伺える。SUVは、「日産 エクストレイル」が31位に入っているのみだ。

このほか、マツダは20位に「デミオ」だけが入っており、三菱は33位に「ekワゴン/ekスポーツ」が入った。ekワゴンは軽自動車のみのランキングでは、ベスト10に入っている。

このほか、ランキングを紹介していないが、40位以下では「マツダ アクセラ」や「AZワゴン」、スバルの「ステラ」などが入っている。

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松下 宏
筆者松下 宏

自動車そのものはもとよりクルマに関連する経済的な話題に詳しい自動車評論家。新車、中古車を含めてユーザーサイドに立った的確な購入アドバイスを語ることで定評がある。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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