【スクープ!】ホンダ 軽オープン「S660」プロトタイプを初公開
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軽ミッドシップスポーツ、19年ぶりの復活!
ホンダは2月14日、今春にもデビューがウワサされる軽オープンスポーツカー「S660」のプロトタイプモデルを、報道陣に対して初公開した。
お披露目の場となったのは、北海道のHondaテストコース「鷹栖プルービングセンター」。正式発表前とあって、ボディ形状のディテールがわからないよう渦巻き状のカモフラージュ柄でラッピングされた「S660」。しかしそのシルエットは、既に東京モーターショーや東京オートサロン会場などで参考出品車として展示された「Honda S660 CONCEPT」の意匠そのままだということが判る。
S660の乗車定員は2名。エンジンはミッドシップ(運転席後部・車両のほぼ中央部)に搭載され、後輪を駆動する。これはかつて1991年に発売され旋風を巻き起こした軽オープンスポーツ「ホンダ ビート」と同様のレイアウトだ。ビート(1996年に生産終了)からは、実に19年ぶりの復活となる。
エンジンスペックなどは明らかにはされていないが、ホンダのNシリーズに搭載される高性能な660ccのDOHCターボ「S07A」型エンジンをベースに、ミッドシップ・横置き搭載したものだと思われる。トランスミッションはCVTに加え、6速マニュアルトランスミッションの設定もあるようだ。
ちなみに「N-BOXスラッシュ」の最大出力は64ps[47kW]/6000rpm、最大トルクは10.6kgf・m[104N・m]/2600rpm。S660についてもこれに同等のスペックを有するものと思われるが、N-BOXスラッシュが900kg台の車両重量でも十分な性能を誇ることから、より軽量(と思われる)S660なら、かなりスポーティな走りとなるのは間違いないだろう。なおS660には、走行性能をサポートする新技術も投入されている模様。詳細は明らかにされていないが、こちらも正式な発表が楽しみなところだ。
ライバルは「コペン」だと言われるけれど
気になる価格は200万円前後。同じ軽オープン「ダイハツ コペン」が電動開閉式ハードトップ「アクティブトップ」を採用するのに対し、ホンダS660は、より簡素かつ軽量なソフトトップを採用する。2車のキャラクターの違いを伺い知る手立てのひとつとなるだろう。
そもそもS660とコペン、一般新聞紙上などではライバルとされる2台だが、ダイハツは標準的なFF(フロントエンジン・前輪駆動)レイアウトで、本格的なスーパーカーも採用するミッドシップ・後輪駆動のS660とは大きく方向性が異なっている。
そんなホンダのこだわりがたっぷり詰まったS660、公道やサーキットで走らせる日がやってくるのが、今から待ち遠しい!
[レポート:オートックワン編集部]
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