日産 インフィニティ 海外試乗レポート(2/3)
- 筆者: 石川 真禧照
- カメラマン:日産自動車株式会社
アメリカ車好きにはたまらない、V8サウンドを体感!
EX35の兄貴分にあたるのが、FX50だ。デビューしたのは2003年だが、昨年1年間に2万台以上を販売している。FX50はV8、5Lエンジン、FX35はV6、3.5Lエンジンを搭載し、3.5Lには4WDもある。5LはFR車で、7速マニュアルシフトモード付ATを組み合わせている。パドルシフトも備わる。
試乗したのは5Lエンジンの最強モデルだ。ボディサイズは日産フーガよりも長く、シーマよりも10cm幅が広く、高さはエクストレイルよりやや低いというプロポーション。このクルマも実車は大きく見える。
スタイリングはEX35よりもさらにアグレッシブ。ヘッドライトやフェンダーのエア抜きが迫力あり、日本車にはないカッコよさだ。試乗したのはFX50SのAWD車。V8、5Lエンジンは390馬力、車両重量は2トンオーバー、2,075㎏なのでエルグランドクラス。その車重に390馬力のV8エンジンなのだから、走りの凄さは容易に想像できる。
Dレンジでのスタートからのトルクの太さと加速力は、ハンパじゃない。アクセルペダルにのせた足をちょっとでも踏みこもうなら即座に豪快な加速を開始する。エンジンの低いサウンドも、いかにもV8らしい重厚感がある。このV8サウンドはアメリカ車好きにはたまらない。
7速ATは走行中にパドルシフトに触れると、即座にシフトする。しかしドライビングポジションは着座位置を高めるとボンネットは見えるがハンドル位置が低すぎるなど、若干チグハグな部分もある。しかし、そういう弱点など、フッ飛んでしまうほどにV8、5Lの迫力は凄い。このモデルは個人的に日本に入れてほしいと思う。
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