お出かけ自粛でもクルマの需要は増えている!? 持っていない人もマイカーが欲しくなる理由とは
行楽の秋とはいえコロナ禍ではお出かけ自粛が続いており、クルマの出番もさぞかし減っている…と思いきや、実はそうでもないらしい。全国で駐車場やカーシェア等を展開するパーク24が行った調査によると、クルマを持たない層の中でも、その1/3はひそかに購入を検討しているという。若者の車離れなんて言われて久しいが、コロナ禍でのクルマ需要はどうなっているのだろうか?
車を持っていない人は、欲しくなってきた!?
パーク24による今回のアンケート調査によると、全回答者のうち、クルマを持っておらず今後も購入する予定はないと答えた人は全体の44%、クルマを持っていないが購入を検討していると答えた人は全体の22%で、これらの合計66%がクルマ非保有者、残りの34%がクルマ保有者であった。
カーシェアの利用でクルマの利便性を再認識
これによれば、クルマを持っていない66%のうち22%、つまり1/3は購入に前向きであり、マイカーを欲しているということになる。そして、その前向きな人々はどんな時に最もクルマが欲しいと思ったかというと、「カーシェアやレンタカーを利用して、車の便利さを感じた時」だった。
実はパーク24のサービスの中でも、今年は駐車場利用が減って、その代わりにカーシェア利用が増えているという。クルマを持っていない人が“3密を避けた移動”のためにカーシェアを利用し、それによって「やっぱり車って便利だな」と感じて、マイカーの購入検討にまで至っている…という道筋も、十分に考えられそうである。
マイカー所有者も、車の利用はむしろ増えている!
一方、マイカー保有者の利用状況はどうだろうか。
保有者に昨年と比較したクルマの利用頻度を尋ねたところ、「増えた」は29%、「減った」は24%、「変わらない」が47%となっており、意外にも「減った」がもっとも低い値となった。
密を避け家族のプライベート空間を守るマイカー
「増えた」と回答した人にその理由を尋ねてみると、「新型コロナの感染防止のため」が42%、「家族の送迎のため」が29%、「仕事の使用」が27%と上位3位を占め、やはりコロナの影響が色濃く表れているのが見て取れる。混み合う公共交通機関の利用を避けて、家族だけのプライベート空間であるマイカーを利用するという価値はどんどん上がっていると言えるだろう。
コロナ禍でお出かけの頻度は減少
ちなみに「減った」と回答した人の理由だが、こちらも上記と同じく「新型コロナの感染防止のため」が46%とダントツ1位だった。つまり、コロナ禍のお出かけ自粛によるクルマの利用は減少しているものの、withコロナ的クルマ利用の増加がそれを上回ったということになる。
withコロナ時代、むしろクルマは必要である!
「新しい生活様式」の実践が求められているwithコロナ時代において、外出機会を減らすためのまとめ買いや、人混みを避けた移動など、さまざまな場面でクルマの利便性が見直され、そのニーズは高まっている。「お出かけしないならクルマは要らないよね」ではなく、「マイカーであれカーシェアであれ、クルマはコロナ禍で必要な乗り物だ!」ということだ。
なお、「クルマを買いに(借りに)行くのに人混みを通るじゃないか」という心配もあるかもしれないが、最近のディーラーでは、リモート商談によってオンライン上のみで車の購入やサブスクリプション契約が出来るところも増えている。
また、タイムズカーシェアをはじめ多くのカーシェアサービスは、事前に会員登録を済ませておくことで、スマートフォンや免許証をかざすだけで利用することが可能だ。そういった非接触型のサービスをうまく活用すれば、この時代ならではのクルマの良さをさらに体感できるのではないだろうか。
「コロナ禍におけるクルマの利用状況」調査概要
■調査会社:パーク24株式会社
■調査対象:タイムズクラブ会員
■調査方法:非公開型インターネットアンケート
■調査機関:2020年9月1日~同年9月7日
■有効回答者数:5051名
※調査結果は四捨五入による端数処理のため、構成比が100%にならない場合があります。
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