プジョーの上級SUV「5008」に運転機能を進化させた新型8速ATを追加
プジョー・シトロエン・ジャポンは、5008 GT BlueHDiに8速オートマチックを導入し、2018年7月19日より発売した。価格は404万円～473万円（消費税込）。
5008は3008の上級SUVモデルで、クラストップレベルのラゲッジスペースと3列シートの7人乗りが特長。
今回は、新開発の8速オートマチックEAT8を2リッタークリーンディーゼルに搭載し（5008 GT BlueHDi）、また、上級装備をまとめた新オプションのファーストクラスパッケージ（電動シート、シートヒーター、マルチポイントランバーサポート、パークアシスト、パノラミックサンルーフ）を設定した。
小型軽量化とシフトバイワイヤによる運転機能の進化
EAT8は単純に6速にギアを2つ追加したものではなく、コンポーネントの多くが新設計となっている。同時にシフトの電子制御化により、ワイドでクロースしたギアレシオ、低燃費、シフトクオリティの向上を実現。低速域から高速クルーズにわたりエンジンのパフォーマンスを最大に引き出す設定とした。
そして、電子シフト化によりシフトレバー自体のデザインやコックピット設計の自由度に貢献しているだけでなく、特にスロープ上でギアポジションを変える際の振動を最小にしている。アイドリングストップ機能はブレーキ圧に応じて完全停止前から作動。エンジン再始動はEAT6よりもさらにクイックでスムーズになった。
また、8速化による車両重量の増加を防ぐため、あらゆる軽量化が実施された。ギアの小型化、オイルポンプ外径の小径化、トランスミッションケースの小型化により、全長は6速と変わっておらず、容積は逆に小さくなっている。シフトバイワイヤも軽量化に寄与し、車重は6速シフトタイプと同等に留めた。
新パッケージオプション
◆ファーストクラスパッケージ：価格30万円（消費税込）
ファーストクラスパッケージは飛行機のファーストクラスをイメージし、よりハイクラスの快適ドライブを追求したパッケージオプション
・運転席メモリー付き電動シート＆マルチポイントランバーサポート
・前席シートヒーター
・フロントカメラ（360°ビジョン）※ワイドバックアイカメラにフロントカメラが追加され俯瞰映像の精度向上
・パークアシスト
・パノラミックガラスルーフ
◆ファーストクラスパッケージ＋ナッパレザーシート：価格60万円（消費税込）
上記ファーストクラスパッケージに加えナッパレザーシートを追加したオプション
【PR】MOTAおすすめコンテンツ
自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。
この記事にコメントする