トゥアレグ ハイブリッド … フォルクスワーゲン初のハイブリッドモデル
フォルクスワーゲンは、トゥアレグ ハイブリッドをジュネーブモーターショーで発表した。
新型トゥアレグは、ハイブリッド仕様が設定される最初のフォルクスワーゲン車となる。トゥアレグ ハイブリッドは、V6 TSIと電気モーターの組み合わせで279kW/380PSの合計出力を発生。8.2リットル/100km(CO2排出量193g/kmに相当)という低燃費を実現する。
トゥアレグ ハイブリッドは、50km/hまでの速度であれば純粋に電気モーターだけで走行することが可能で、その場合エミッションは完全にゼロになる。ほかのトゥアレグ同様、トゥアレグハイブリッドも、最大3.5トンのトレーラーを牽引する能力を備えている。
ハイブリッド以外のモデルについても、燃費とエミッションの面で大幅に改善されている。
新型トゥアレグのベースモデルの重量は、旧型と比較して208kgも軽量化されている。その上でボディのねじれ剛性は5%向上。またCd値は、旧型の0.38から0.35に改善されている。
206kW/280PSを発揮するV6 FSIは、今回フォルクスワーゲンが大幅な改良を行ったエンジンのひとつ。100km走行あたり9.9リットルという燃料消費量は、従来型に対して2.5リットルも低減されている。
さらに、2種類のターボディーゼルを加えて、エンジンラインナップが完成する。V6 TDIの最高出力は176kW/240PS、燃料消費量は7.4リットル/100km、V8 TDIの最高出力は250kW/340PSで燃料消費量は9.1リットル/100km。V8 TDIについては、先代トゥアレグの同等なTDIモデルに対して2.8リットル/100kmも燃料消費量が削減されています。ギアボックスは、すべてのエンジンで新開発の8速オートマチックトランスミッションが組み合わされる。
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