日産のプロパイロットで長距離運転のストレスを軽減!わざと渋滞にはまる人も!?
近年国内外問わず注目されている“自動運転技術”。国内では2016年8月に、「レベル2」の高速道路同一車線自動運転技術であるプロパイロットが、日産 セレナに初めて搭載・市販化された。
セレナは発売後1ヶ月で約2万台を受注し、2017年2月には累計受注台数が約6万5000台(うちプロパイロット搭載は約3万6000台)を突破。2016年11月に「日経トレンディ」が発表した「2016年ヒット商品ベスト30」では7位に入るなど、好調となっている。
そして、2017年6月に日産として2車種目となるエクストレイルを発売。発売後10日の受注件数が、月間販売目標の5000台を突破している。
プロパイロットの初搭載から約1年経ち、自動運転技術は手が届きやすいものになったが、日産は、プロパイロット搭載車のオーナーを対象に「プロパイロットをお出かけ時に使用した感想」に関するアンケート調査を実施し、678人から回答を得た。
「運転に好影響があった」と感じた人は69%
実際の渋滞シーンで自動運転技術(プロパイロット)を使用した人から、
「運転中のストレスが減ったし、長時間の運転も楽しかった。また、もっと長い距離を運転したくなった。」
「以前は、渋滞は苦痛以外のなにものでもなかったが、プロパイロットがあれば、わざと渋滞にはまってしまうぐらい楽しめる。」というポジティブな意見があった。
一方で、「ストレスは軽減していると感じますが、本当に止まるのかの“ハラハラ”はある。」と自動運転技術に対して未だ懐疑的な意見や、
「ブレーキとアクセルワークが軽減して、身体的には楽にはなったが、ブレーキタイミングに慣れるまで気をつかった。」という今後の課題も読み取ることができた。
アンケート調査結果一覧
「日産自動車調べ」
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