BMW、新型7シリーズにジェスチャーでエアコンなどを操作する機能を世界初採用
リモコンの遠隔操作で車外からクルマの駐車を行うことも可能に
ビー・エム・ダブリューは、ラグジュアリーセダン新型「7シリーズ」を、10月29日より販売を開始すると発表した。なお、750iおよび750Liの納車開始は2016年1月からを予定している。
「7シリーズ」は、1977年の登場以来、ダイナミズムとラグジュアリーを高次元で融合するとともに、モデルチェンジ毎に数多くの革新的技術を取り入れ、約40年間に渡って常に最も革新的なラグジュアリーセダンとして君臨し続けたBMWのフラッグシップモデルである。
6代目となる新型「7シリーズ」は、BMWの提案する「コンテンポラリー(現代の)ラグジュアリー」における重要な構成要素である、技術的な革新、細部に渡る高品質さ、そして持続可能性の全てを高次元で融合したラグジュアリーセダンとして生まれ変わった。
新型「7シリーズ」は、車速が約70kmを超えると、LEDハイビーム・ヘッドライトの加え、レーザー・ライトが自動的に点灯しLEDの約2倍に相当する最大600mまでの照射範囲を照らすことができる「BMW レーザー・ライト」、ドライバーの手の動きを認識して車載コントロール・システムの操作が可能な「ジェスチャー・コントロール」、リモコンの遠隔操作で車外からクルマの駐車を行うことができる「リモート・コントロール・パーキング」など、量産車初の革新的機能を数多く採用した。
カーボンファイバー強化樹脂(CFRP)を随所に採用した革新的なボディ構造「カーボン・コア」により、ボディ剛性を向上するとともに、先代モデルから最大130kgもの軽量化を実現した。
2016年には、2.0リッター直列4気筒BMWツインパワー・ターボ・エンジンに高出力の電気モーターを組み合わせたプラグインハイブリッドモデルを導入する予定で、BMWらしい卓越した動力性能を実現するとともに、最長距離約40 kmまでゼロ・エミッション走行が可能となる。
安全性においては、システムが車線と前方車両を検知して、車線中央の走行を維持するようステアリングの自動操舵を行う「ステアリング&レーン・コントロール・アシスト」を含む革新的なドライバー支援システム「ドライビング・アシスト・プラス」を全車標準装備し、優れた安全性を提供するとともに、将来の自動運転技術を部分的に実現した。
走りの面では、前後アクスルにセルフレベリング機能付きエアサスペンションを採用するとともに、フロントウインドウに設置されたステレオカメラが路面の凹凸情報を検知し、継続的に適切なサスペンション調整を行い優れた走行快適性を実現する「エグゼクティブ・ドライブ・プロ」を全車標準装備、BMWらしい卓越したドライビング・ダイナミクスと、上質でしなやかな乗り心地を高次元で両立した。
さらに、新型「7シリーズ」は、ラグジュアリーセダンに相応しく、細部に渡るまで高品質を追求した。夜間にLEDライトエレメントがサンルーフのガラス面に6色の「星空」を演出する「スカイラウンジ・パノラマ・ガラス・ルーフ」や、前席(運転席&助手席)および後部座席の「マッサージ機能」、室内の乗員全てに極上の快適性を提供する。
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