“世界最速のワンメイクレース”が今年も幕を開けた!「ランボルギーニ・ブランパン・スーパートロフェオ・ アジアシリーズ2015」

今年で4年目を迎える、世界最速のワンメイクレース

Finding The Line Through The Corner
Stunning Lamborghini Road Car Parade

イタリアの自動車メーカー「ランボルギーニ」とスイスの高級時計メーカー「ブランパン」共催によるワンメイクレース、「ランボルギーニ・ブランパン・スーパートロフェオ・アジアシリーズ」の開幕戦が、2015年6月20日~21日に富士スピードウェイにて開催された。

4年目となる同シリーズ、今年は9つの地域から17台の車両が富士スピードウェイに集結し、集まった数百人の観客や熱狂的なファンとともに、この待望のシリーズの幕開けとランボルギーニ・ウラカンLP620-2のアジアにおけるレース・デビューを祝福した。

また、今年は40台を超えるランボルギーニのパレード・ランがトラック上で行われ、多くの人々の注目を集めた。

予選は日本勢が大健闘

Fighting For The Corner

予選レースでは、ダヴィデ・リッツォがグリッドにてポール・ポジションを獲得し、アピプ・ヤジドとアンソニー・ウォンが続き、Hideo Akagiと平峰一貴は全体で3位についた。レース中は、プロドライバーのヤジドとリッツォが1位を巡って激しく競り合い、PRO-AMの落合俊之が、Akagi、平峯、チャン、リーに遅れを取った後に3位まで上がった。

全てのドライバーが素晴らしい腕前を披露する中、プロドライバーのアピプ・ヤジドとダヴィデ・リッツォがそれぞれ総合1位と2位を獲得。PRO-AMクラスでは、落合俊之が2位につけ日本人が表彰台に上り、1位は中国のリー・チャオとチャン・ダ・ション、3位はスリランカのディランタ・マラガムワとインドネシアのアマーン・エブラヒム。

AMクラスでは、水谷晃と野間一が1位となり、香港のマイケル・チョイとキース・チャンが2位、武井寛史と古田聡が3位に入り、日本勢が大健闘した。

激しい雨となった2日目

前日の曇り空が続く2日目のレースでは、蒸し暑いコンディションにも関わらず、激しい雨の中レースが繰り広げられた。スタート地点では、ダヴィデ・リッツォがポールポジションにつき、内田雄大、ユアン・ボ、落合俊之が続いた。

レースは興奮に包まれ、 PRO-AMクラスの内田雄大はスタートからポジション確保に苦心を強いられたが、最終的には全体で2位につけた。PROクラスのダヴィデ・リッツォは、スリランカ・インドのPRO-AMのディランタ・マラガムワ/アマーン・エブラヒムのペアの徹底した激しいパフォーマンスによって全体で3位に転落。

Celebrating the Win

同ペアは激しい戦いの末にスタート地点の5位から全体1位で終了した。中国人ドライバーのユアン・ボは不運な接触によって前レースは棄権を余儀なくされたが、今回は全体で4位、PRO-AMクラスで3位となった。

さらにAMクラスでは日本人ドライバーが活躍し上位につけ、3位の木村武史、2位の水谷晃/野間一のペアが表彰台を飾った。香港のマイケル・チョイ、キース・チャンがクラスAMクラス1位、全体で5位であった。

「ウラカン GT3」も初披露

The Lamborghini Huracan GT3

数多くのランボルギーニ・ウラカンLP 620-2スーパートロフェオのレースマシンと同時に、ランボルギーニが開発した最初のGT3マシンとして大いに期待されている「ウラカンGT3」が富士スピードウェイで展示され、アジアパシフィックでのデビューを飾った。

ウラカン GT3は、イタリアのカー・メーカーが初めてGT3レースシリーズへ直接関与することを象徴する存在で、ランボルギーニにとってさらなるマイルストーンとして位置づけられている。

フロント/リアの重量配分が42/58で重量わずか1,239kg、後輪駆動に設定された5.2リットルのV10自然吸気エンジンを備えており、ボッシュ社の統合電子制御システムにてエンジン、ギアボックス、トラクションコントロールを管理している。

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筆者
樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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