フォルクスワーゲン、up!が「ワールド カー オブ ザ イヤー 2012」受賞
フォルクスワーゲンは、「up!」が「ワールド カー オブ ザ イヤー 2012」を受賞、その授賞式が北米で開催されている「ニューヨーク モーターショー2012」で行われたと発表した。
25カ国、66人のトップジャーナリストで構成される審査委員会は、今年の「ワールド カー オブ ザ イヤー 2012」に「up!」を選出。フォルクスワーゲンが開発したこのシティカーは、最終選考に残ったほかの2モデルを退け、世界的な賞を受賞した。
「up!」は、昨年12月の発売開始直後から、ドイツの新車登録台数でクラストップ。
また、消費者保護団体である「ユーロ NCAP」は、「up!」にトップスコアである5つ星を与え、シティ エマージェンシー ブレーキング システムに「アドバンスド アワード(先進賞)」を授与。
権威ある「iF デザイン インスティテュート」は、フォルクスワーゲンが生産する最もコンパクトなクルマである「up!」に「iF デザイン アワード イン ゴールド」を授与している。
さらにドイツ国内では「ゴールデン ステアリング賞2011」も受賞するほか、英国の「What Car?」誌主催による「カー オブ ザ イヤー」「シティカー2012」「セーフティ アワード」も獲得している。
コンパクトサイズ(全長3.54m)の「up!」は、4人の乗員に広いスペースを提供し、優れたパワートレインを採用。
「up!」には、新世代の3気筒エンジンが搭載されており、このガソリンエンジンは、44kW/60PSあるいは55kW/75PSの最高出力を発揮。環境に優しいブルーモーション テクノロジーを搭載することも可能。
フォルクスワーゲンAG取締役会会長のProf. Dr. マルティン ヴィンターコルンは、
「今回の受賞は、当社のデザイナーとエンジニアが細部に至るまで考え抜いて開発した「up!」の素晴らしさをふたたび示してくれました。このクルマは、スペースの有効活用、安全性、走りの楽しさ、環境適合性などについて、クラスの新たなる基準を打ち立てました」
と述べている。
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