あまりにも前輪が持ち上がり過ぎてギネス認定!?“邪悪な速さ”と銘打つ「ダッジ チャレンジャーSRTデーモン」世界初公開【NYショー2017】

  • 筆者: オートックワン 編集部
あまりにも前輪が持ち上がり過ぎてギネス認定!?“邪悪な速さ”と銘打つ「ダッジ チャレンジャーSRTデーモン」世界初公開【NYショー2017】
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FCA USのダッジは、ニューヨークオートショーにおいて“邪悪な速さ”と銘打った最強のマッスルカー「チャレンジャーSRTデーモン」を発表した。

SRTデーモンは、スーパーチャージド6.2リッターHEMI Demon V8エンジンを搭載。

馬力とトルクは840ps/1044Nmで、0-30mph(約48km/h)加速は僅か1秒、0-60mph(約97km/h)加速は2.3秒と世界最速で、クォーターマイル(約400m)を9.65秒で駆け抜け、その時のスピードは140mph(225km/h)に達する。

さらに、SRTデーモンは2.92フィート(約89センチ)の前輪リフトを達成した生産車として、ギネスの世界記録に認定されている。

ドラッグレースにはあまりに速すぎるとして、アメリカのドラッグレース団体であるNHRA(ナショナル・ホット・ロッド・アソシエーション)が出場を禁止した。

ダッジは、前輪を持ち上げることの出来る世界初の量産車であるとし、SRTデーモンをニューヨークオートショーで発表することにより、パフォーマンス・カー業界全体の基盤を揺るがすことになるだろう、と語る。

SRTデーモンは、2014年に発表された707psのダッジ チャレンジャーSRTヘルキャットをあらゆる面で上回り、同社で最もパワフルなマッスルカーとなった。

限定生産モデルであるチャレンジャーSRTデーモンは、アメリカでは3000台、カナダでは300台が予定されている。2017年夏後半から生産が始まり、各ディーラーへの納入は今秋ころから開始される。

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筆者オートックワン 編集部
樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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