エクステリア
新型3シリーズクーペは、エンジンフードが長く、ホイールベースも同様に長くダイナミックにデザインされている。またキャビン部分は後方に配置され、フロントオーバーハングも短くなっている。こうしたデザインによって、ダイナミズムという方向性を明確に表現している。
リアスタイリング
滑らかに、そして一貫性を持って流れるラインは、新型3シリーズクーペの躍動感溢れるパワーとパフォーマンスを印象付ける。ショルダーラインはリアに向けてわずかに上昇し、フラットなルーフラインとのコンビネーションによってエレガンスを表現。キャラクターラインはフロントホイールからテールライトにかけて伸びやかなアーチを描き、その一方でサイドシルラインはリアに向けて滑らかに上昇する。そのキャラクターラインとサイドシルのラインの間隔は、リアホイールアーチへ近づくにつれて徐々に狭まる。迫力あるホイールアーチのデザインは、キャラクターラインに上へと、また外へと広がる独特の緊張感と高揚感をもたらす。
サイドビュー
新型3シリーズクーペの外観の印象は、とりわけサイドビューによって特徴付けられる。長いホイールベースと、後方へ向かうにつれて下がりながら内側へ緩やかに流れるルーフラインは、新型3シリーズクーペの優美でしなやかなデザインを主張している。一方で大きく膨らんだホイールアーチは、力強さと信頼感を与える。ボディ全体は、エンジンフード前端部から低いリアエンドにかけてウェッジ状にデザインされている。
フロントビュー
新型3シリーズクーペのフロントの外観は、エンジンフードの形状やエアダムのデザインなど、セダンやツーリングとは明らかに異なる。ヘッドライトの形状は、このクルマの低いプロポーションとスポーティな印象に貢献している。ヘッドライトユニットはホイールアーチ付近まで延長されており、ボディの横幅全体に躍動感と勢いを与える。
リアビュー
テールライトのデザインは、後続車にはっきりと視認させると同時に、個性的なルックスを生み出す。リアエンドとリアサイドパネルへフラットに溶け込むテールライト アッセンブリーは2つのセクションに分割されており、トランクリッドの一部に組み込まれている。このテールライトの外側表面には、サイドセクションを走るキャラクターラインへと繋がる。
インテリア
新型3シリーズクーペの個性的なスタイルとダイナミックな性能、独特のキャラクターを強調するデザインは、インテリアにも組み込まれる。メーターパネル周りは、水平ラインによって構成される。またセンターコンソールとサイドパネルからは流れるような面が組み合わされている。これらによって、インテリア全体に軽快で生き生きとした印象が加えられている。メーターパネルの上側はドライバーに向けて角度がつけられている一方、エアコンやオーディオ、ナビゲーションシステム用のスイッチ類やメーターは、助手席からもよく見え、手の届きやすい最適な位置に設けられている。
ロントシート
ドライバーがエンジンを始動するために行う操作はステアリング横にあるスイッチを押すだけ。コックピットのデザインは、新型3シリーズクーペのスポーティでドライバー志向の特徴を強調しており、ドライバーは運転席でスピードメーターとタコメーターに集中することができる。
リアシート
新型3シリーズクーペは、BMWのスポーティ2+2シーターの伝統を反映。センターコンソールの延長部によって分割された個別のシート構造により、後席の乗員は快適な旅を満喫できる。3シリーズセダンより大幅に低くなった後席の着座位置により、クーペの低めのルーフラインにもかかわらず後席にもゆとりあるヘッドルームが確保される。
オートマチック・シートベルト・ハンドオーバー
新開発のシートベルト・ハンドオーバーは、新型3シリーズクーペのドライバーと助手席乗員がシートベルトを締める際のわずらわしさを解消する。典型的なクーペスタイルで、シートベルトは運転席よりも後方のBピラーに組み込まれている。ドライバーまたは助手席乗員が乗車し、ドアを閉め、ドライバーがステアリング横のイグニッションスイッチにリモートコントロールキーを差し込むと、ドライバーと助手席乗員の両方にシートベルトが文字通り「手渡し」される。
ラゲッジ
新型3シリーズクーペは、440リットル(BMW 335iクーペは430リットル)と大容量のラゲッジルームを備える。特に大きな荷物を運ぶときには、後席のバックレストを倒してスペースを広げることも可能。オプションのストレージパッケージには、荷物をかけるフック、トランクフロア用のラゲッジネット、トランク左側のサイドトリムにはテンションストラップ、右側にはラゲッジネットなどの装備が用意される。12Vの補助電源ソケットは、クーラーボックスや電気器具用の電源を供給する。
バイキセノンヘッドライト
新型3シリーズクーペには、バイキセノンヘッドライトが標準装備される。この丸型のヘッドライトには、デイタイム・ランニング・ライトとして機能するコロナリングが組み込まれる。多くの国では、昼間でもヘッドライトを点灯させて走行することがぐむ付けられており、新型3シリーズクーペはこうした要求に対して魅力的な対策を提供している。特徴あるこのリング状のライトによって、新型3シリーズクーペは夕方でも簡単に見分けることができ、新のBMWであることがすぐに認識できる。
タイヤ&ホイール、ブレーキ
新型3シリーズクーペには17インチアロイホイールとランフラットタイヤ(255/45 R17)が標準装備される。その他にタイヤ空気圧を常時監視し、適正空気圧値よりも30%以上低下するとドライバーに警告するタイヤプレッシャーコントロール(TPC)も装備される。新型3シリーズクーペには、17インチホイールの装着を前提にした大径ディスク付きの高性能ブレーキシステムが標準装備される。このブレーキシステムの特徴は、卓越した制動力、フェード現象を起こさない品質の高さ、摩耗を最小限に抑えている点。またブレーキパッドの状況を常時監視し、必要に応じて摩耗を警告するためBMWが自動車メーカーとして世界で始めて採用したブレーキパッド摩耗インジケーターも装備される。
直列6気筒ツインターボエンジン
新型3シリーズクーペのトップモデルである335iクーペには、ハイプレシジョン・インジェクションとアルミ製クランケースを採用した直列6気筒ツインターボエンジンが世界で初めて搭載される。これはBMWによる数々のストレートシックスの中でも最もパワフルな3リッターユニットで、最高出力は225kW(306ps)に達する。 新開発のストレートシックスツインターボは、同じ出力の4リッター8気筒エンジンより約70kgも軽い。また、ハイプレシジョン・インジェクタを装備したこのエンジンは、同出力のポート噴射式ターボエンジンより約10%も燃費が向上している。
走行性能
後輪駆動方式と50:50の前後軸重量配分を与えられた新型3シリーズクーペは、最適な運動性能を発揮するための理想的な資質を備えている。フロントにはほぼすべての部品がアルミ製のスプリング・ストラット式ダブルジョイント・ダイバー・フロント・アスクルを備え、リアに5リンク式アスクルを組み合わせた新型3シリーズクーペは、同クラスの中で最先端の高性能サスペンションを装備しているといえる。アンダーフロアには合成を高める特殊な補強材が組み込まれており、低重心ボディと専用ダンパーセットアップと相まって、BMWの新型クーペなアクティブな走りを支える。
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