スズキ アルトラパン  &  アルト 【試乗】スズキ 新型「ラパン」(3代目「アルトラパン」) 試乗レポート/藤島知子

記事・レポート 新車情報 試乗レポート 【試乗】スズキ 新型「ラパン」(3代目「アルトラパン」) 試乗レポート/藤島知子

【試乗】スズキ 新型「ラパン」(3代目「アルトラパン」) 試乗レポート/藤島知子 (1/3)

この記事に登場する車: スズキ アルトラパン | スズキ アルト

Text :
Photo:
阿部昌也
【試乗】スズキ 新型「ラパン」(3代目「アルトラパン」) 試乗レポート/藤島知子

『女性が共感し、真っ先に思い浮かべて貰えるクルマ』を目指して開発

『Lapin(ラパン)』とはフランス語でうさぎを意味する言葉で、アルト ラパンには本来クルマに付いているはずのスズキのエンブレムが存在しない。

代わりに付いているのはウサギのトレードマークと『Lapin』の文字。つまり、ラパンとしての個性が前面に押し出されたクルマなのである。愛らしくもブレないコンセプトで進化し続けてきた理由はターゲットが明確だから。

ラパンのユーザーはなんと9割が20代~30代の女性。一般的な軽自動車の女性の割合が6割程度なのと比べると潔いクルマづくりができる。

今回は製品企画から量産までの工程を女性のグループが表現したいコンセプトと実際の出来映えにズレがないかチェックし、『女性が共感し、真っ先に思い浮かべて貰えるクルマ』を目指して進められたそうだ。

ラパンというキャラクターをしっかりとみがきあげてきたスズキ

2002年に登場して以来、今回で3代目となるラパンだが、ルーフが低めで4枚ドアを備えた四角いボディ、どことなくレトロな雰囲気を漂わせるあたりは初代から受け継がれてきたもの。

2代目のモデル末期には『アルト ラパン ショコラ』というショコラティエが作った繊細なチョコレート菓子を思わせる完成度の高いモデルを登場させていたこともあり、次なるモデルが贅沢品に変わってしまわないかと心配していた。しかし、フタを開けてみればさすがはスズキ。身の丈感を見失わず、絶妙な立ち位置に落とし込んできた。

以前はドアパネルに樹脂製で丸いフォトフレームが設置されていたりと、大人が乗るとちょっと気恥ずかしく思う要素があったが、新型は手作り感のあるエクステリアデザインとモダ