高速道路で忘れ物、落とし物してしまったら、どうすればいい?【高速道路でのトラブル対処法:その7】
- 筆者: オートックワン 編集部
意外と多い、高速道路のサービスエリアでの忘れ物・落とし物
「高速道路で忘れ物なんてするの?」と思うかもしれませんが、実は高速道路上での忘れ物・落とし物は意外に多いというデータがあります。
圧倒的に多いのは、サービスエリアでの忘れ物・落とし物です。少し古いデータになりますが、2015年にNEXCO西日本管内のサービスエリアで届けられた忘れ物・落とし物上位はこちら。
1位:財布 2832件
2位:スマホ・携帯電話 2619件
3位:衣類、履物 2530件
上記以外も含めると、NEXCO西日本への忘れ物に関する問い合わせは年間19,000件も発生しています。
ちなみに、忘れ物・落とし物は利用者が多い長期休暇の時期に件数が増えます。ゴールデンウィークのある5月、お盆休みの8月に発生件数が集中しています。
サービスエリアで忘れ物・落とし物が多い場所と内訳
次にサービスエリアのどこで忘れ物をしてしまいがちなのか、上位の場所を調査してみました。
主な場所 | 忘れ物・落し物の内訳 |
---|---|
トイレ | 携帯電話類、かばん類、財布類、衣類・履物類、生活用品類(ハンカチ・タオル・杖等) |
駐車場 | 衣類・履物類、鍵類、携帯電話類 |
休憩所 スナックコーナー | 衣類・履物類、かばん類、生活用品類(ハンカチ・タオル・杖等) |
※NEXCO西日本による2015年集計データ
最近のトイレは服をかけたり、荷物を置いたりしやすく設計されているため、忘れものをしがちということでしょうか。
忘れ物・落とし物はエリア・コンシェルジュかお客様センターに電話
では、サービスエリアで忘れ物・落とし物をした場合、どうすればいいのでしょうか。場所がわかっている場合は該当サービスエリアの店舗、もしくはインフォメーションコーナーに連絡してみましょう。
大きなサービスエリアには「エリア・コンシェルジュ」というスタッフが常駐しており、各種問い合わせに対応してくれます。エリア・コンシェルジュがいない場所だったり、夜間でコンシェルジュがいない場合は、高速道路運営会社のお客様センターに問い合わせてください。
各運営会社のお客様センターは24時間365日いつでも電話できるので、夜間の問い合わせはお客様センターに連絡して対応してもらいましょう。
高速本線上での落とし物を自分で取りに行くのは絶対にダメ!
高速道路の本線上で落とし物をした場合、すぐに非常電話・道路緊急ダイヤル(#9910)に電話し、どこで・なにを落としたのかを道路管制センターに知らせてください。高速道路上の落下物は後続車の事故に繋がるため、早急に対応が必要です。なお、#9910は高速道路に限らず、一般道も含めた道路の異常を知らせる国土交通省が設けた電話窓口です。
高速道路上で落とし物をしてしまった場合、絶対に自分で取りに行こうとしないでください。交通量が少ない時間帯であっても、その分、スピードを出して走行する車がいるかもしれません。
高速道路を時速100kmで走る車は1秒で約28m進みます。遠くに見える車も、高速道路上ではすぐに目の前にやってきます。車を路肩に停めて、自分で落とし物を取りに行くのは絶対にやめてください。
「出典・イラスト提供:NEXCO中日本、NEXCO西日本」
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