レクサス、進化した「新型NX」を世界初公開!人気SUVがイメチェン【上海ショー2017】
- 筆者: オートックワン 編集部
日本での発売は2017年秋ごろを予定
レクサスは、マイナーチェンジした新型「NX」を4月19日から開催される上海モーターショー2017で発表した。
NXは「Premium Urban Sports Gear」をコンセプトとし、都会を機敏に駆け抜ける高い走行性能とSUVらしい力強さを兼ね備えて全世界で好評を博してきたコンパクトクロスオーバーSUVである。
今回発表された新型NXは、エクステリアデザインをさらに進化させ、洗練された力強さを表現。インテリアは一層の質感向上を図るとともに、先進装備を充実させ、快適性・利便性を高めた。
さらに、予防安全パッケージ「Lexus Safety System +」を新たに採用し、安全運転支援の強化を図った。
新型NXの日本での発売は、2017年秋頃を予定している。
なお、レクサスはターボエンジン搭載ラインアップの充実に鑑み、搭載車の名称を随時変更していく。新型NXについては、2リッターターボエンジン搭載車をNX300とする。
レクサス 新型NXの主な特長
NXが持ち味とする洗練された力強いデザインの進化
従来モデルのコンセプトだった「Urban Sport Gear」らしさを追求し、SUVのスポーティさと力強さが融合したデザインを一層際立たせた。
エクステリアは、フロントバンパーをより鋭く低重心な造形としたほか、スピンドルグリルをLXやRXとの共通性をもつレイヤー状のデザインとし、レクサスのSUVとしての個性を表現した。
また、三眼式のLEDヘッドランプは超小型LEDランプユニットの採用により、シャープかつスポーティな表情とした。
リアは、L字を強調した新デザインのリアコンビネーションランプを採用するなど、軽快さやタイヤの踏ん張りをきわだたせ強調したデザインとした。さらに流れるように点灯するLEDシーケンシャルターンシグナルランプを採用することで、先進性も表現している。
インテリアは、より先進的かつ質感の高いデザインを実現した。ヘッドアップディスプレイ(HUD)と一体化したメーターフードや、シンプルかつ機能的なスイッチ配置としたセンタークラスターなど、内装部品を刷新することで、高い操作性を実現。
また、10.3インチワイドディスプレイや、新型リモートタッチを採用し、ナビゲーションやオーディオの操作性を高めた。
さらに両手がふさがっている状態でもバックドアの開閉が可能なキックオープン機能付きパワーバックドアなど新たな装備を採用し、利便性を向上させている。
好評だったスポーティな走りのさらなる熟成
機敏な走行性能をさらに進化させるとともに、快適性も向上させている。
具体的には、サスペンションのチューニングで車体のロール特性や操舵に対する応答性を向上させたほか、アブソーバーを変更することで、より快適な乗り心地を実現。
また、新型AVSを採用し、よりきめ細かい減衰力の制御で操縦安定性・乗り心地を向上させるなど、運転の愉しさと快適性を両立させている。
予防安全パッケージ「Lexus Safety System +」標準設定による安全運転支援の強化
新型NXでは、低速域から高速域まで衝突回避または被害軽減を支援する予防安全パッケージ「Lexus Safety System +」を標準設定した。
「Lexus Safety System +」とは、歩行者検知機能付衝突回避支援タイプ「プリクラッシュセーフティ」、車線逸脱による事故の予防に貢献する「レーンディパーチャーアラート(ステアリング制御機能付)」(LDA)、ハイビーム照射時に、先行車のテールランプや対向車のヘッドランプをカメラで検知し、その部分を自動的に遮光して対向車の眩惑を防ぐ「アダプティブハイビームシステム」(AHS)、そして設定車速内で先行車の車速に合わせて速度を調節することで一定の車間距離を保ちながら追従走行できる「レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付)」をパッケージ化。高い認識性能と信頼性を両立し、多面的な安全運転支援を可能にしている。
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