学生カーソムリエ、女神湖氷上ドライビングスクール参戦記 with iceGUARD 5!(3/3)

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学生カーソムリエ、女神湖氷上ドライビングスクール参戦記 with iceGUARD 5!
快晴の女神湖には様々な車種が集結した プロスペック代表を勤めるモータージャーナリストの日下部保雄氏 プロスペック代表を勤めるモータージャーナリストの日下部保雄氏 快晴の女神湖には様々な車種が集結した ツルツルのアイスバーンだけでなく圧雪路面も多い 各分野のトップドライバーとしての経歴を持つインストラクター陣 この日の一般参加者の皆さん ルノーやミニなど、輸入車も多数参加 竹内さんの愛車はWRX タイヤはiceGUARD5を装着 画像ギャラリーはこちら

最大の成果は「運転技術の引き出しを増やせたこと」

日常では出来ない走行を存分に体験!日常では出来ない走行を存分に体験!

今回のスクールの一番の収穫として、竹内さんは「それまでやったことのない氷上の走り方が試せたこと」を挙げてくれた。雪上や氷上はおろか一般道でも、タイヤを意図的に滑らせて曲がらなければならないようなことは、通常では起こりえない。もし実行するとしたら、それこそサーキットなどの限られた場所で、ドリフト競技のような大パワーの後輪駆動車を用意しないといけない。氷上に比べて滑りにくい舗装路では車体を滑らせるだけでもかなりのスピードが要るので、相応のリスクも伴う。

しかしこの氷上コースであれば、道幅は広く、またぶつかるとしてもせいぜい雪の壁。速度もそこまで上がらないので、滑り出す兆候やその条件、また滑りだしてからコントロールする方法を安心して学ぶ事ができる。これは今後、圧雪路やアイスバーンを走行する際には、非常に心強い経験といえる。

動画撮影とデータの記録に使用した「GPS NERO」。カメラは後部座席のサイドガラス内側に装着する

さらに今回は、様々なモータースポーツで使用されているGPSロガーデータ合成システム「GPS NERO」を使用して上記のような動画を撮ることもできた。これは車内に固定するだけで、動画を撮影しながら速度、走行ルート、タイムなどを計測して記録できる優れもの。興味のある方は、巻末のURLから商品情報をご覧頂きたい。

ちなみにこの動画の中では、現行型のスバル レガシィを相手に定常円旋回で追走をしている。

気になるタイヤの性能は??

この日使用したiceGUARD5。竹内さん曰く、走行安定性が高いのに加えロードノイズも小さくなったとのことこの日使用したiceGUARD5。竹内さん曰く、走行安定性が高いのに加えロードノイズも小さくなったとのこと

今回は先述の通り、iceGUARD5を履いて走行することが出来た。それまで使っていた他ブランドのスタッドレスタイヤとの違いについて、竹内さんの感想を聞いてみた。

「私が住んでいる愛知県から女神湖までは高速道路を用いて向かったのだが、既にこの時、それまで使用していたスタッドレスよりも走行安定性が高いように感じ、安心して運転することができた。また、転がり抵抗が低減されているせいか、ロードノイズも小さいように感じた。最寄りのICを降り女神湖付近に来ると雪や氷の上を走る道となったのだがここでも安定感があり、急ハンドルや急ブレーキなどをしない限りは滑る不安が無かった。」

やはり履きはじめの段階で「滑りにくい」「安定感がある」というメリットを体感できたようだ。さらにロードノイズの軽減というオマケつき。愛知県からの長距離を走るにあたっては、高速走行時の快適性が上がるという点は重要なポイントである。

北海道限定販売!幻のタイヤを試す

横浜ゴムの橋本さんにスタッドレスタイヤのメカニズムを教えてもらう

さらに今回はWRXでの使用に加え、異なる銘柄のiceGUARDを履いたトヨタ・プリウス2台をコース上で乗り比べ、その効果の違いを試すことも出来た。

今回用意されたスタッドレスタイヤは、竹内さんが使用するのと同じ「iceGUARD5」と、北海道などの降雪地域でしか販売されていない「iceGUARD Evolution iG01」である。後者は特にアイスバーン上の滑りにくさに特化しており、厳寒地域の要望を反映して生まれた。

異なる銘柄のスタッドレスタイヤを装着したプリウスに試乗実際に乗ることでその性能の違いが体感できた「iceGUARD Evolution iG01」

それぞれのプリウスを同じコースで体感した竹内さんの感想としては、「0km/hからの発進からしてiceGUARD Evolution iG01のほうが優れていると感じた。アイスバーンに特化したタイヤだと聞いていたが、コースの都合上、完全なアイスバーンになっている所で本来の性能を体感することができなかったのが残念。とはいえその走り出しの加速は明確な違いを感じることが出来た。」

TVCMなどでは「止まる」性能に重きが置かれている場合が多いが、走り出しでその違いが体感できるあたり、想像以上に効果がありそうだ。残念ながら一部地域でしか購入することができないが、その性能差をこうして実際に試せるのも非常に貴重な機会といえる。今回は、開発を担当した横浜ゴムの橋本さんに直接製品の説明をいただくことができ、非常に充実した内容となった。

経験豊富なインストラクターの皆さんの指導のもと、滅多に体験できない氷上走行を存分に満喫した竹内さん。今回ご協力頂いた横浜ゴムの皆さん、そしてプロスペックの皆さん、ありがとうございました!

☆今回竹内さんが使用したスタッドレスタイヤ「iceGUARD5」の製品詳細はコチラ

☆撮影に使用したGPSデータロガー動画合成システム「GPS NERO」の詳細はコチラ

☆学生カーソムリエ企画についての詳細はコチラ

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樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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