当て逃げされて泣き寝入りにならない予防策とは!? ポイントは駐車位置にあった

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ショッピングモールで楽しい買い物を終えて、駐車場に戻ってきたら身に覚えのないキズを発見し、犯人を特定できずに泣き寝入りしたことのあるひとも少なくないはず。昨今は駐車場に監視カメラが付いている場所がほとんどだが、それだけでは検挙できない場合もある。今回は泣き寝入りに至らないための予防策をご紹介! じつは予防策としてドラレコ以外にも駐車位置がかなり有効なのだった。

目次[開く][閉じる]
  1. 被害に遭ったらすぐに警察に連絡を! 証拠不十分で謙虚に至らないケースに注意
  2. 「ドラレコ=安心」は危険! 機能とSDカードのフォーマットに注意を
  3. クルマも適度なソーシャルディスタンスを! 駐車位置も有効な予防策だった

被害に遭ったらすぐに警察に連絡を! 証拠不十分で謙虚に至らないケースに注意

ゴールデンウィークや年末年始は普段クルマに乗ることが少ない人のクルマの利用が増えるタイミングでもある。それだけにショッピングモールなどの駐車場での当て逃げを特に注意したい時期である。

もし当て逃げされた際にはじめに浮かぶのは警察への被害届だ。

だが、これだけでは駐車場の監視カメラがその様子を捉えていない限り相手の特定は難しく、結局泣き寝入りになる可能性が高いと思った方がいいだろう。

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「ドラレコ=安心」は危険! 機能とSDカードのフォーマットに注意を

そんなときに非常に有効なのが駐車中も機能するドライブレコーダーである。ドライブレコーダーの映像から相手を特定できれば、映像を証拠に弁護士さんを通じるなどして、相手に修理代を請求できる可能性は大幅に高まるのだった。

駐車中も機能するドライブレコーダーには大きく2種類に分けられる。

ひとつは常に録画する常時録画タイプだ。こちらはバッテリーや記憶媒体のマイクロSDカードの消耗が激しい、連続録画する時間の設定によって当て逃げされたシーンが録画されていない可能性も考えられる。

対してふたつめはGセンサーなどにより衝撃を検知した際やスイッチをオンした際に録画を開始するイベント録画タイプだ。衝撃の強弱によって当て逃げされたシーンが録画されていない可能性があるといった弱点やカメラの性能を含めて、自分に合ったものを選んで欲しい。

加えてドライブレコーダーは事故を含めた決定的瞬間が「録画されていなかった」ということがないようにしたい。そのためには、普段からマイクロSDカードのフォーマットや、マイクロSDカードの定期的な交換といったメンテナンスも行っておきたい。

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クルマも適度なソーシャルディスタンスを! 駐車位置も有効な予防策だった

ドラレコはもちろん重要な予防策であるが、そもそも当て逃げされないよう駐車位置を考えることも重要なのだ。

店舗の出入り口などから遠くなるが、隣にクルマがいない(可能なら左右にクルマがいない)ような空いたところに駐車するのがポイントだ。さらに駐車場の端に停めることが出来たら、片側の側面を当てられる可能性はゼロになる!

しかし駐車場の端といっても、通路の曲がり角となっているところは通るクルマの内側で当てられる可能性があるので、避けた方がいいだろう。

このほかにも、傾斜地にある駐車場には注意! 普通のヒンジドアのクルマだと、傾斜により予想以上にドアが開いてしまうことがある。うっかり隣のクルマに当ててしまった、もしくは当てられたということが起こりやすいので、出来れば避けたいところだ。

ただ、空いたところといっても立体駐車場の屋上のようなあまりにクルマがいない、照明がない暗いところというのも当て逃げは避けられても車上荒らしに遭いやすいという不安もあるので、適度なソーシャルディスタンスも取りながら当て逃げと車上荒らしを防止して欲しい。

【筆者:永田 恵一】

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永田 恵一
筆者永田 恵一

1979年生まれ。26歳の時に本サイトでも活躍する国沢光宏氏に弟子入り。3年間の修業期間後フリーランスのライターとして独立した。豊富なクルマの知識を武器に、自動車メディア業界には貴重な若手世代として活躍してきたが、気付けば中堅と呼ばれる年齢に突入中。愛車はGRヤリスと86、過去には日本自動車史上最初で最後と思われるV12エンジンを搭載した先代センチュリーを所有していたことも。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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