ダンロップ史上、断トツNo.1のウィンターマックスで、すべりまくりのマリオ高野もすべらなくなる!?(4/4)

ダンロップ史上、断トツNo.1のウィンターマックスで、すべりまくりのマリオ高野もすべらなくなる!?
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ドライ路面も乗り心地MAXXの巻

今どきのスタッドレスタイヤは、ドライ路面の上でも普通のタイヤと同じようなフィーリングで走ることが求められます。トレッド面のゴムが柔軟にできているので、乾いたアスファルトの上ではどうしてもグニャグニャ感が伴うものですが、ウィンターマックスでは「路面からのアタリがソフトで、乗り心地がイイネ!」と思える程度に収まっていました。

市街地を走る程度なら旋回時でも腰砕け感はまったく感じず、知らなければ、乗り心地重視のコンフォートタイヤかと思い、スタッドレスタイヤであることを見抜けないかも知れません。

スタッドレスタイヤは普通のタイヤに比べるとロードノイズや耐摩耗性、燃費でもやや不利となりますが、少なくともロードノイズに関しては問題ナシと断言できます。耐摩耗性や燃費については、ある程度長期間にわたってテストする必要があるため、貧窮生活が改善されたら購入してテストしたいと思います。北海道ブリザードラリーでも、悲願の最下位脱出が実現出来るかも知れません。ラリードライバーの新井敏弘さんからは「タイヤを良くすればもっと速くなるよ!」と太鼓判を押されましたので。

スラロームではパイロンに当たり、ブレーキではカックンと停止しましたが、これらはいずれもウィンターマックスの氷上グリップ性能の高さを証明するものであります。

しかし、助手席の美女はそれを理解してくれたのでしょうか?

「単にマリオが下手なだけ」としか理解していなかったとしたら、それは彼女の人生にとって大きな損失です。

試乗後は、それだけが唯一の不安材料として残りました……。

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マリオ 高野
筆者マリオ 高野

1973年大阪生まれ。免許取得後にクルマの楽しさに目覚め、ヴィヴィオとインプレッサWRXを立て続けに新車で購入。弱冠ハタチでクルマローン地獄に陥るも、クルマへの愛情や関心は深まるばかりとなり、ホンダの新車セールスマンや輸入車ディーラーでの車両回送員、ダイハツ期間工(アンダーボディ組立て)などを経験。2001年に自動車雑誌の編集部員を目指し上京。新車情報誌やアメ車雑誌の編集部員を経てフリーライターとなる。編集プロダクション「フォッケウルフ」での階級は「二等兵」。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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