ダンロップ史上、断トツNo.1のウィンターマックスで、すべりまくりのマリオ高野もすべらなくなる!?(4/4)
- 筆者: マリオ 高野
ドライ路面も乗り心地MAXXの巻
今どきのスタッドレスタイヤは、ドライ路面の上でも普通のタイヤと同じようなフィーリングで走ることが求められます。トレッド面のゴムが柔軟にできているので、乾いたアスファルトの上ではどうしてもグニャグニャ感が伴うものですが、ウィンターマックスでは「路面からのアタリがソフトで、乗り心地がイイネ!」と思える程度に収まっていました。
市街地を走る程度なら旋回時でも腰砕け感はまったく感じず、知らなければ、乗り心地重視のコンフォートタイヤかと思い、スタッドレスタイヤであることを見抜けないかも知れません。
スタッドレスタイヤは普通のタイヤに比べるとロードノイズや耐摩耗性、燃費でもやや不利となりますが、少なくともロードノイズに関しては問題ナシと断言できます。耐摩耗性や燃費については、ある程度長期間にわたってテストする必要があるため、貧窮生活が改善されたら購入してテストしたいと思います。北海道ブリザードラリーでも、悲願の最下位脱出が実現出来るかも知れません。ラリードライバーの新井敏弘さんからは「タイヤを良くすればもっと速くなるよ!」と太鼓判を押されましたので。
スラロームではパイロンに当たり、ブレーキではカックンと停止しましたが、これらはいずれもウィンターマックスの氷上グリップ性能の高さを証明するものであります。
しかし、助手席の美女はそれを理解してくれたのでしょうか?
「単にマリオが下手なだけ」としか理解していなかったとしたら、それは彼女の人生にとって大きな損失です。
試乗後は、それだけが唯一の不安材料として残りました……。
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