オバマ大統領、シボレー ボルトに初乗車
バラク・オバマ大統領は7月15日、ミシガン州ホーランドにあるバッテリー工場コンパクト・パワー(Compact Power)を訪問し、長い航続距離を誇る電気自動車シボレー ボルトに初めて乗車した。コンパクト・パワーの親会社であるLG化学は、今年後半にカリフォルニア州、ワシントンD.C.、ミシガン州で発売されるボルト向けの電池を製造している。
ボルトの航続距離は340マイルで、常時電気で走行する。走行開始から40マイルまでは16kWhのリチウムイオンバッテリーに蓄積された電気のみで走行し、燃料を消費せず、排気ガスも排出しない。リチウムイオン電池に充電されたエネルギーが少なくなると、エンジン/ジェネレーターが走行を中断させることなく稼働を開始し、満タンの状態でさらに300マイル走行することができる。
ボルトのバッテリーパックはミシガン州のブラウンズタウン・タウンシップ工場で組み立てられ、デトロイト・ハムトラミック組立工場に送られてボルトに組み込まれる。シボレーは、ボルトのバッテリーに8年/10万マイルの保証を標準で付与することを7月14日に発表していた。
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