ランボルギーニ、ガヤルドの生産が1万台を突破
ランボルギーニは、ランボルギーニ サンタアガタ・ボロネーゼ工場において、ランボルギーニ ガヤルドの生産が10,000台に到達したと発表した。
V 型10 気筒・フルタイム4WD のランボルギーニ ガヤルドは、これまでのランボルギーニ・モデルのなかで最も成功したモデルとなった。2003 年に販売が開始された初代ガヤルド クーペを皮切りに、ガヤルドのラインナップには、スパイダーやスーパーレジェーラ、そしてガヤルドSEやガヤルド ネラなどの特別仕様車などが投入され、その幅を広げてきた。
現在のガヤルドLP 560-4 クーペは2007 年にデビュー。 『560』 のバッジに象徴されるパワーアップしたエンジンと、『4』 の数字が示すランボルギーニのフルタイム4WD システム搭載により、ガヤルドにさらなるパフォーマンスの向上と技術的進化がもたらされた。そして2008 年には、LP 560-4 スパイダーが登場。また2009 年には限定モデルの2WD 車 ガヤルドLP 550-2 バレンティーノ バルボーニが発表された。そして今年のジュネーブ モーターショーにおいては、ガヤルド最新モデルであるガヤルドLP 570-4 スーパーレジェーラのワールドプレミアがおこなわれた。このモデルは、ガヤルドLP 560-4 にさらなる軽量化が施されたもので、最高速度は325km/h、0~ 100km/h 加速は3.4 秒を記録している。
またガヤルドには、『アド・ペルソナム』 と名付けられたカスタマイズ・プログラムが用意されており、お客様はご自身のランボルギーニをカスタマイズして、自分だけのオリジナル・スーパースポーツカーを創り上げることができるようになっている。
アウトモビリ ランボルギーニ社のCEO であるステファン ヴィンケルマンは、 『ガヤルド10,000台目のデリバリーは、ランボルギーニにとって大変重要なマイルストーンとなるものです。』 と述べた。そしてさらに、 『ランボルギーニとは、最高の、決して妥協を許さない、イタリアが誇るブランドなのです。これまでランボルギーニ ガヤルドは、世界のスーパースポーツカー・ マーケットにおけるランボルギーニ・ブランドの地位を揺るぎないものとする偉大な役割を果たしてきてくれました。今日ではランボルギーニは、世界45 ヶ国にて、計120 を超えるディーラーを通して販売を展開しています。そして今後もガヤルドは、ブランドのさらなる成長と市場への浸透を図っていく上で重要な役割を担っていくことでしょう』 と述べた。
ランボルギーニ ガヤルドは、そのダイナミックなパフォーマンスやデザイン、そしてその品格から、これまで各メディアや自動車業界団体、あるいはデザインの評議団体などから数々の国際的な賞が授与されてきた。またランボルギーニ ガヤルドはさまざまなミュージックビデオや映画の中でも使われ、数多くの著名人や一流スポーツ選手、そしてVIP がそのオーナーとなっている。
さらには、イタリアの州警察では現在2 台のガヤルドをポリスカーとして使用している (警察仕様車)。
また、アウトモビリ ランボルギーニ社では、昨年2009 年に、欧州で開催されているワンメーク・レースシリーズの 『The Lamborghini Blancpain Super Trofeo』 で使用されるガヤルドLP 560-4のレースバージョンも発表している。
スペシャルカラーの 『ジャッロ・ミダス』 (イエロー) をボディーカラーとした10,000 台目のガヤルドは中国向けとなっており、6 月25 日に上海で開催される 『ランボルギーニ・デー』 にて、お客様への引き渡しに先立ち盛大にお祝いされることになってる。ランボルギーニは、現在世界で最も成長しているマーケットのひとつである中国で初めて開催されるこの 『ランボルギーニ・デー』 に、そのラインナップの中から8 台のスーパースポーツカーを出展することとしている。
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