メルセデスAMG、新型V8ツインターボエンジンを発表
メルセデスAMGは、新世代V8ツインターボエンジンを発表した。 新型エンジンは、従来の6.2リッターV8エンジンから排気量を5.5リッターに縮小。代わりに直噴ツインターボを搭載し、従来ユニットを上回る出力値と最大25%の燃費向上を両立させている。
AMGは“AMGパフォーマンス2015”というコンセプト掲げ、パワフルなエンジン特性を維持しながら、環境性能を向上させる製品開発を行っている。
新型エンジンを搭載した「S63 AMG」は、最高出力544hp/5500rpm、最大トルク81.6kgm/2000-4500rpm。オプションの「AMGパフォーマンスパッケージ」を選択すれば、ターボのブースト圧がアップされ、スペックは571hp/5500rpm、最大トルク91.8kgm/2500-3750rpmとなる。
またアイドリングストップ機能である“スタートストップシステム”が標準装備となり、進化した7速スピードシフト“MCT-7”との組み合わせで、燃費は9.5km/リッター、CO2排出量は246g/kmという環境性能を誇る。
新型エンジンは、S63をはじめC63やE63といったAMGの主要ラインアップに搭載されていく予定。
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