FUJITSUBO新作マフラーを東京オートサロン2022で発表! ブースで要チェックの『A-R&A-RM』『VVV』『レガリスR』/FUJITSUBO【Vol.10】

新作マフラーやFUJITSUBOブースのディスプレイに注目

クルマ好きにとっての年始イベントと言えば東京オートサロン。昨年はオンラインのみの開催となり、会場に足を運べなかったことを残念に思った人も多かったはず。

しかし、2022年は感染対策を万全にした上で、2年振りとなるリアルオートサロン開催が決定。今からどこのブースに足を運ぼうかとワクワクしている人も多いだろうが、なかでもクルマ好きであれば是非とも足を運んでいただきたいブースが、マフラーメーカーの老舗『FUJITSUBO(フジツボ)』のブースだ。

FUJITSUBOはマフラーメーカーらしく、エキゾーストパイプを用いたディスプレイなど、遊び心溢れるブースを創り上げる。実はこのディスプレイ、アイデアからブース設計、運営に至るまで全て社内で制作しているという。それにより、FUJITSUBOの世界観が上手く表現できているのだ。

そんなFUJITSUBOブースでは、今回も新作マフラーの発表が予定されている。当記事では、東京オートサロン2022にてチェックしてほしいアイテムを紹介していこう。

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新型 トヨタ GR86/スバル BRZ用『A-R』

FUJITSUBOのスポーツマフラーのスタンダードモデルと言えば『Authorize R(オーソライズ アール)』が知られるところだが、2022年からはよりグローバルなモデルとして名前を『A-R』へと改名し、その記念すべき第1弾として新型 トヨタ GR86/スバル BRZ用のマフラーがリリースされるのだ。

FUJITSUBO(フジツボ)

スポーツマフラーのベースとなるべく開発されたGR86/BRZ用「A-R」は当然ながら専用設計。取り付け位置などは旧型の86/BRZと共通だが、新型が2.4Lへ排気量が拡大されたことに伴って、パイプ径などを見直し、新型に最適化されている。

>>『A-R』(旧名 Authorize R)の詳細はこちら

メルセデスAMG A35 4MATIC用 『VVV』

昨年のオンラインオートサロンで初披露となった、メルセデスAMG A45S用『VVV(ヴィダブリュ)』は、可変式の排気バルブシステムを採用することで、ノーマルマフラーの静粛性とスポーツマフラーの快音を1本のマフラーで同時に楽しむことができる近未来スポーツマフラーだった。

しかし、残念ながらA45S用の「VVV」は、加速騒音試験の基準値をパスできずに販売を断念。これはもともとA45Sが純正状態で音量をオーバーしているにもかかわらず、欧州連合の基準に適合していることで特例的に合法となっている影響だったのだ。

ただ、このままこのマフラーをお蔵入りにしてしまうのはもったいないということで、A45Sよりもマイルドなチューニングが施された(といっても2Lで306PSを発生しているのだが)A35用にリファインしたものが今回の東京オートサロン2022にて初披露される。

トヨタ GRヤリス用『VVV』&『A-RM』

ラリーで勝つために生まれた生粋のモータースポーツベース車であるトヨタ GRヤリス用のマフラーとして昨年のバーチャルオートサロンで初披露された「VVV」が、今回ついにリアルの場に登場することとなった。

こちらも前述のA35と同じく、排気バルブシステムを採用し、ボタン1つで純正並みの静かな排気音と、排気効率を重視したスポーツマフラーらしい性能を切り替えることができるもの。

純正状態ですでに1.6Lの3気筒エンジンながら272PSを発生するGRヤリスであるが、VVVを装着することで更なるパワーアップを見込めるというからオーナーには特に注目してもらいたい。

排気効率と軽量化を重視したした新モデル『A-RM』もオートサロンで正式発表

そしてもうひとつ、GRヤリス用として発表されるのが、『A-RM』だ。これは従来の「Authorize RM」に該当するものだが、こちらも改名にあたって新開発されたもので、排気効率と軽量化を追求したストイックなもの。

そのため左右2本出しのシンプルなルックスを持ち、重量面で有利なチタンを用いているのが特徴となっている。

>>『A-RM』(旧名 Authorize RM)の詳細はこちら

よりコンペティショナルに進化&分割式に改良!ホンダ S2000用 新『レガリスR』

最後にご紹介するのは、FUJITSUBOファンならお馴染み『レガリスR』だ。これも新たに開発された“新”レガリスRとなっている。

今回は、すでにヒストリックカーとしても価値が見いだされ始めているホンダ S2000用に新規開発されたものを展示予定。これは従来のレガリスRに加え、タイムを削るために生まれたコンペティショナルなモデル「RM01A」の特徴を併せ持った新世代のものに生まれ変わっているのだ。

また、従来モデルは1本モノから分割式となった。これは昨今の輸送コストの上昇によって国外のユーザーに届ける際に、商品代よりも送料の方が高くなってしまうケースも出てきてしまったためだ。ユーザー想いのFUJITSUBOならではの改良点と言えるだろう。

>>『レガリスR』の詳細はこちら

FUJITSUBO人気グッズの販売、オンラインショップで使えるお得なクーポンも配布予定!

東京オートサロン2022のFUJITSUBOブースは以前にも増して見どころが盛りだくさんとなっている。ブースでは新作マフラーだけでなくグッズにも注目だ。好評を博しているマグカップや(防寒具の方の)マフラーといった定番アイテムのほか、新商品も企画中とのこと。

イベント当日は感染拡大防止の観点から現地での物販は控える予定とのことだが、ブースに訪れたユーザーにはオンラインショップで使えるお得なクーポンの配布も予定されているほか、FUJITSUBO開発陣もユーザーの生の声を聞くべく参加するということなので、「この車種用のこんなマフラーが欲しい!」といった熱い想いを持っている人もぜひ足を運んでみていただきたいところである。

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筆者   小鮒 康一
1979年5月22日生まれ、群馬県出身。某大手自動車関連企業を退社後に急転直下でフリーランスライターへ。国産旧車に造詣が深いが、実は現行車に関してもアンテナを張り続けている。また、過去に中古車販売店に勤務していた経験を活かし、中古車系の媒体でも活動中。最近では「モテない自動車マニア」の称号も獲得。
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FUJITSUBO とは?

FUJITSUBO(フジツボ)は、1931年創業のチューニングショップを前身にもつ、老舗エキゾーストメーカー。アフター向けのマフラーでは日本有数のシェアを誇っており、クオリティや信頼性の高さから多くの支持を集めている。また自動車メーカーとの関係性も強く、純正マフラーの製造やスペシャルモデルの排気系を手がけている。

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