パイオニア 2018 カロッツェリア新商品発表会|パイオニア80周年記念限定モデル発売に小林可夢偉も思わず身を乗り出した!

  • 筆者: 小鮒 康一
  • カメラマン:小鮒 康一・パイオニア

「これぞサイバーナビ」という感動と楽しさ、そして便利さ

パイオニアは、スマートフォンと連携し、より快適なコネクテッドカーライフを実現する「MapFanコネクト」に対応したカロッツェリア「サイバーナビ」の新製品6機種を、2018年6月に発売することを発表した。

発表に伴い開催された発表会ではパイオニア販売株式会社 代表取締役社長 蒲生 宣親氏が壇上に立ち、「1997年に登場したサイバーナビは、常に先進価値を提供し、カーナビゲーションの歴史を切り開いてきた」と語り、「これまでの技術、ノウハウを惜しみなく注ぎ込み、カーナビゲーションとしての新たな価値を創造した“これぞサイバーナビ”という感動と楽しさ、そして便利さをぜひ皆さまに感じていただけると自負している。」と自信を覗かせた。

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小林可夢偉選手も惚れた「サイバーナビXシリーズ」

その後行われたトークセッションでは、レーシングドライバー小林可夢偉選手が登壇。自身の愛車にもクルマの音響リノベーションとして同社のスピーカーやウーファー、アンプなどを装着しており、自らDJも嗜むという同選手だけに音への拘りも人一倍。「スピーカーやウーファーなどひとつずつ交換していったことで、その変化を楽しむことができて、最終的にはこれ以上ないと思えるほどの環境を作り上げることができた。」と実感を交えて話し「さらにいい音になったというサイバーナビは、どこまで進化していくのだろう?」と期待をにじませていた。

もはや自宅のリスニングルームは不要、と思えるほどの環境を愛車の中で実現できた小林選手は、ハイエンドオーディオカーナビとして発表された「サイバーナビXシリーズ」にも興味があるようで、5月23日10時より80台限定でネット販売される80周年記念モデルの申し込みにも意欲を見せ、「当日は朝からパソコンの前に待機して申し込みをしたい。」と話し、司会者に「そういうことなら……。」と優先購入を匂わされても、「いや、ちゃんと申し込みます。実はヴィッツGRMNも申し込んでいるんですが、こっちもちゃんと抽選を待っているので……。」と話し、周囲を笑わせていた。

快適なコネクテッドカーライフを実現する新型サイバーナビ

今回発表された新型サイバーナビは、「MapFanコネクト」に対応し、あらかじめ登録した気になる場所を手軽に確認できる「スポットフォルダ」、事前に送信した目的地を起動時に受信して設定できる「スポットリザーブ」、あらかじめ作成したドライブのプランを受信して予定した日時に実行できる「ドライブプラン」、スマートフォンやPCなどでリアルタイムに車両位置を確認できる「マイカーシーク」の4つの機能が使用できるようになり、クルマに乗車していないときでもスマートフォンやPCを使ってドライブの予定や気になるスポットを登録できるようになったことが最大のトピックとなる。なお、この機能は、従来のサイバーナビユーザー(900系、901系)もシステムアップデートで使用できるようになるとのことだ。

ラインナップは、8インチモニターを備えたラージサイズの「AVIC-CL902」と、7インチワイドの「AVIC-CW902」、2DINサイズの「AVIC-CZ902」と、それぞれにマルチドライブアシストユニットを同梱させたものの全6機種となる。

ハイエンドオーディオの流れを組んだ「サイバーナビXシリーズ」

「AVIC-CZ902」をベースに、同社の持つハイエンドカーオーディオ「カロッツェリアX」や、ハイエンドホームオーディオ「TAD(Technical Audio Device)」で培った技術と、最高品質の高音質パーツを惜しみなく採用した“サイバーナビXシリーズ”である「AVIC-CZ902XS」も同日にリリースされた。

こちらには銅メッキを駆使したノイズコントロールや静音化と制振化を追求した堅牢なシャーシ構造、OFC(無酸素銅)を採用した高音質ケーブルを使用し、AV一体型カーナビゲーションとしては初めて「MUSESシリーズ」のハイエンドオーディオ用オペアンプを6基搭載し、専用のコンデンサーやトロイダルコイル、新開発のサウンドマスタークロック回路を搭載するなど、まさにハイエンドオーディオと遜色ない技術とパーツがふんだんに使用されている。

また、今年1月1日に創業80周年を迎えたことを記念し、サイバーナビXシリーズの80周年記念モデルを80台限定で販売する。「AVIC-CZ902XS」をベースに、シリアルナンバープレート、専用マニュアルケース、データ通信専用通信モジュール「ND-DC2」、レコチョクBESTライトプラン利用権1年分、レコチョクプリペイドカード1万円分、カーナビ画面フィルム、3年保証書が、職人がひとつひとつ手作りで仕上げたボックスに入れられるもので、価格はAVIC-CZ902XS本体と変わらず248,000円(税別)となる。

暗闇の中でも撮影できる「ナイトサイト」を搭載したドライブレコーダー

交通事故や交通トラブルの際の映像を記録する用途で急激に需要が高まっているドライブレコーダー。今回新たにリリースされる「VREC-DZ500」シリーズでは、従来のドライブレコーダーに比べ、1/100以下の光量でも撮影できる「ナイトサイト」を搭載。

従来では真っ暗になってしまうような街灯の少ない場所でも周囲の映像をハッキリと撮影することができるようになっており、車両から電源を取るタイプの「VREC-DZ500-C」とシガーソケットから電源を取るタイプの「VREC-DZ500」の2種類が用意される。

また、本体にバッテリーを内蔵したことで、最大90分の駐車監視機能も搭載。車両から電源を取るタイプの「VREC-DZ500-C」では、24時間365日監視できる「駐車監視機能(セキュリティモード)」も搭載。このときの消費電力は車両駐車時の待機電流量の1/30~1/50ということで、この機能を使っていることでバッテリーの消耗が速まることはほぼないという。

さらにカメラのレンズ部分の方向を角度調整ジョグで簡単に変更ができ、通常走行時は車外を撮影し、駐車中は車上荒らし対策のために車内を撮るといった使い方もできるようになっている。

「Apple CarPlay」や「Android Auto」対応モデルなどディスプレイオーディオ2機種

高性能なナビはいらないけれど音楽や映像を楽しみたいというユーザーに向けては、新たなディスプレイオーディオがリリースされる。

ハイレゾ音源やフルHD画質の動画など、幅広いファイル、フォーマットに対応しており、DVDプレイヤーも内蔵されている「FH-7400DVD」と、それにプラスして「Apple CarPlay」や「Android Auto」にも対応する「FH-9400DVS」の2機種となる。

従来の1.3倍となる11.6V型のフリップダウンモニター

ファミリカーには必須とも言えるフリップダウンモニターは、従来品の1.3倍の大画面を備え、ハイビジョン画質にも対応したXGAパネルを採用。クルマの内装色に合わせて選べるブラックとシルバーの2種類が用意されている。

ハイレゾ音源に対応したエントリーモデルスピーカー&トゥイーター

購入しやすい価格ながら、豊かで臨場感のあるハイレゾ音源再生を実現するエントリーモデルの「Fシリーズ」6機種と高音域再生を実現するハイレゾ音源対応チューンアップトゥイーター1機種を新たに追加。純正スピーカーからのステップアップに最適で、取り付けブラケットやワンタッチ接続アダプターも同梱されている。

[Photo&レポート:小鮒 康一]

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小鮒 康一
筆者小鮒 康一

1979年5月22日生まれ、群馬県出身。某大手自動車関連企業を退社後に急転直下でフリーランスライターへ。国産旧車に造詣が深いが、実は現行車に関してもアンテナを張り続けている。また、過去に中古車販売店に勤務していた経験を活かし、中古車系の媒体でも活動中。最近では「モテない自動車マニア」の称号も獲得。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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