ホンダがシビックを7年振りに日本で復活させる本当の理由(2/2)
- 筆者: 桃田 健史
- カメラマン:本田技研工業
シビックは“復活”ではなく、新しい“チャレンジ”
では、2010年以来、約7年ぶりに日本復活となるシビックは、日本市場でどのように普及していくのだろうか?
50代以上の熟年層ならば、初代シビックの『CVCC(複合渦流調整燃焼方式)』を思い出すだろう。筆者は、CVCCにおける渦流の基礎研究を担当した、A教授から数十年前に、流体力学の講義を受けたことがある。A氏はホンダとの開発秘話を明かし、「ホンダからお礼にシビックを1台貰った」と自慢げに話していた。
その後、ホンダはシビックのワンメイクレースを開催したり、ホンダとしてのモノ造りの象徴として、多方面でシビックを活用してきた。
だが、80年代半ば以降、ホンダの世界事業の軸足がアメリカへと大きくシフトし、アメリカでのボリュームゾーンとして、ホンダにとってシビックは“絶対に失敗できないクルマ”になっていった。つまり、商品を企画する上で、挑戦的な考え方ではなく、市場の状況にホンダ側から合わせていくようなコンサバな姿勢へと変化していった。
さらに、第8世代では、欧州ではBセグメントのフィットベースのハッチバックと、アメリカのCセグメントセダンと、2つのシビックが生まれるという、世界6拠点におけるローカライゼーション(地域特化)が進んだ。
そうした商品企画を根底から改め、新たなるチャレンジを試みとしてアメリカで成功を収めている10世代「シビック」。その勢いをそのまま日本市場にもぶつけることで、約7年のブランクは一気にぶち壊すことができると思う。
昔取ったキネヅカには頼らず、まったく新しいワールドクラスのCセグメントとして、正々堂々と勝負する。それがシビック日本復活の成功への道である。
[Text:桃田健史]
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