ダイハツ ムーヴ コンテ/ムーヴ コンテ カスタム 新車発表会速報

自分らしくいられる“居心地の良さ”とは

ダイハツは25日、自社の人気モデルMOVEシリーズに、新たに“コンテ＆コンテ・カスタム”を加えると発表した。

このコンテは、直線基調のシンプルフォルムに、女性の感性をくすぐるナチュラルエッセンスをふんだんに取り込んだインテリアが魅力のクルマ。その為に、エクステリアには、余計なキャラクターラインがなく、いたってシンプルでスッキリとしたデザインを披露。外観ボディは、全体が見切りのよいスクエアフォルムで構成されており、フロントランプから、グリル、ロアグリル、テールランプに至るまで、気持ちよいほど、スクエアが凝縮したルックスを展開する。

インテリアは、女性の心を的確に捉えた、ナチュラルエッセンスを感じられる居心地の良さそうな空間を用意。まず水平基調のすっきりとしたインパネ周りは、外観との統一性をアピールしており、モダンで飽きのこない造りを魅せる。その他、女性を意識した造りとしては、インパネからつながるアクセントカラードラインで、広がり感を強調。さらに標準装備のプレミアムソファーシートは、素材の組合せをさりげなく見せつつも、実は手の込んだ縫製で、落ち着き感と高級感を併せ持つ演出をしているのだ。また90度も開口するサイドドアや、軽自動車初となる運転席パワーエントリーシートを装備するなど、快適な乗り降りをサポートしてくれるアイテムも嬉しい。収納機能も14箇所と、毎日使うことを意識した、まるで自分だけのオリジナル空間を提供したつくりだ。

一方、コンテ・カスタムは、ムーヴからのお馴染みの艶やかさと煌き感を放つモデル。専用のグリルに、フロントライト、エアロ、アルミホイール、スポイラー、MOMO製ステアリングと、都会的でスタイリッシュなアイテムを装備。クールでスポーティな軽自動車は、ダイハツのお家芸。こちらも相変わらず注目度は高そうだ。

ムーヴコンテの開発に当たっては、20～30代の女性に主なターゲットを当てたという。いわゆるこの世代は、団塊世代のジュニア層に当たる。子供の頃より物を満足に与えられ、自分の意見を尊重できる時代に育ってきた世代だけに、こだわりに対してのポリシーが強いのも特徴だ。そんな女性達へ向けて、自分だけのお気に入りを凝縮した、まるで自分の部屋にいるかのような、そんなくつろぎ感を備えたスタイルを提供したという。

時代とともにニーズも刻々と変化する現在、エコの視点からも再び注目されている軽自動車業界。今後はエコ＋α（ユーティリティ）＋β（こだわり）の方程式が注目を集めそうだ。