アルファ ロメオ ミート 海外試乗レポート(3/4)
- 筆者： 石川 真禧照
- カメラマン：フィアット・グループ オートモービルズ ジャパン
小さなスポーツ・ハッチを全域で楽しめ！
試乗車は1.4Lのガソリンターボ。155psの出力はMiToシリーズ中最強。6速MTは若干、あいまいなフィーリングは感じられたが、FF車としては一応合格だ。
エンジンは1500回転からトルクがあり、2000回転からレスポンスもよくなる。
センターコンソールのレバースイッチをｎ（ノーマル）からｄ（ダイナミック）に切り替える。同時にアクセルレスポンスがさらによくなり、トルクも太くなる。いかにもスポーツハッチバックを操っている、という気分を楽しめる。100km/h巡航時に各ギアをチェック。4速3700、5速3000、6速2500回転だった。ギア比を低めにし、加速を楽しむセッティングだ。
サスペンションもこのスポーツセッティングにふさわしく締め上げられている。試乗車は205/45R17サイズを装着していたが、215/45R17サイズのモデルもあった。乗り心地は前者のほうがよかった。
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1947年東京都生まれ。1970年日刊自動車新聞社入社。翌年同社退社後、フリーの自動車評論家となる。1982年「I.W.OFFICE」を設立し、自動車を中心としたメディア活動を開始。「自動車生活探検家」として、『GORO』『DIME』（小学館）、『HOT DOG PRESS』（講談社）、『カーセンサー』（リクルート）など多数のメディアで活躍、現在に至る。日本モータースポーツ記者会会員。日本自動車ジャーナリスト協会副会長。記事一覧を見る
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