スイフトの兄貴分、スズキ「バレーノ」がインドより上陸!新開発の1.0リッター直噴ターボエンジンを搭載!!
- 筆者:
- カメラマン:オートックワン編集部
スズキは、「フランクフルトモーターショー2015」で世界初公開、その後開催された「東京モーターショー2015」で日本初お披露目をした新型『バレーノ』を、3月9日(水)より販売開始(ターボモデルは5月13日より)、同日発表会を行った。
今回発表された新型バレーノの生産は、インドのマネサール工場で行われる。すでにインド国内では、2015年10月より新販売チャネル「ネクサ」で販売をスタート。マネサール工場は、相良工場、湖西工場(共に静岡県)と同等の最新鋭の設備を導入している。インドでは発売から5ヶ月で約4万台を販売し、現在はさらに多くのバックオーダーを抱えている状態とのこと。徹底した品質管理の下、今回日本にも投入されることとなったグローバルモデルだ。今後は、欧州をはじめ世界市場に投入を予定している。
新型バレーノは、新開発のBセグメント用のプラットフォーム、新開発直噴ターボエンジン、ゆとりある居住空間と荷室スペース、流麗なデザインなどスズキの技術力・パッケージングを高いレベルで調和させた意欲作。開発にあたり、同社人気モデル「スイフト」で培ったコンパクトカーのノウハウを駆使し、その価値を極限まで高めた。
ボディーサイズは、全長3995×全幅1745×全高1470mmで、ホイールベースは2520mm。
エンジン搭載角度の変更をはじめ、エンジンルームのコンパクト化、それによる室内空間の拡大により、前後乗員間距離を805mmとし、後席の足元スペースを十分に確保している。
エクステリアは「リキッドフロー」をテーマに、凝縮したエネルギーを前へ解き放つイメージを表現。ロー&ワイドで力強く、かつエレガントなスタイリングに。
インテリアは曲線を基調に、抑揚のある広々としたインパネデザインに、引き締まったブラック内装に映える上質なシルバーアクセントが施される。
搭載するパワートレインは、新開発の1.0リッター直噴ターボエンジンである「ブースタージェットエンジン」と、1.2リッターの「デュアルジェットエンジン」。1.0リッター直噴ターボエンジンには、パドルシフト付6速AT、1.2リッターには副変速機構付CVTを組み合わせた。
このK10C型ブースタージェットエンジンの特徴は、1.0リッター3気筒ながら1.6リッターNA並みの動力性能と燃費性能を高い次元で両立させたこと。燃料をシリンダーに直接噴射する直噴エンジンで6つの噴射口を持つマルチホールインジェクターを横一列にレイアウトしている。燃料噴射量、タイミング、燃料圧力を最適にコントロールし、効率の良い燃焼を行うことで消費燃料を抑制する。さらに、ターボチャージャーは過給圧制御にウエストゲートバルブノーマルオープン制御を採用し、負荷の軽い領域での燃費向上と過給時の応答性を向上させた。
一方、K12C型デュアルジェットエンジンは、新型「ソリオ」、新型「イグニス」と基本構造は同じ。高圧縮比化による熱効率の更なる向上、軽量・コンパクト化により、優れた燃費と力強い走りを両立。
燃費性能は、1リッターターボエンジン搭載車が20.0km/L(JC08モード走行)、1.2リッター自然吸気エンジン搭載車は24.6km/L(JC08モード走行)を達成している。
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