日産 新型 エクストレイル[3代目/2013年末フルモデルチェンジ]試乗レポート/今井優杏(1/3)

  • 筆者: 今井 優杏
  • カメラマン:オートックワン編集部・NISSAN
日産 新型 エクストレイル[3代目/2013年末フルモデルチェンジ]試乗レポート/今井優杏
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世界中で日産のSUVが好調

日産 新型 エクストレイル[3代目/2013年末フルモデルチェンジ]「20X "エマージェンシーブレーキ パッケージ"」[4WD・2列車/ボディカラー:バーニングレッド]

よく考えてみればいま、日産ほどSUVのラインナップが『厚くて熱い』自動車メーカーはないかもしれない…とふと思うほどに、同社のSUVタイプの顔ぶれは豪華だ。

国内で展開されているのはジューク、ムラーノ、デュアリス、スカイラインクロスオーバーあたりだが、どれも同社内で喰い合わない明確なコンセプトを持っていてキャラが立っているうえに、さらにグローバルまで視野を拡げると日本未発売のモデルも多数あったりして、え?日産っていつからSUVメーカーになったんやっけ?などと勘繰ってしまうほどだ。

日産 新型 エクストレイル[3代目/2013年末フルモデルチェンジ]「20X "エマージェンシーブレーキ パッケージ"」[4WD・2列車/ボディカラー:バーニングレッド]

理由は単純で、とにかく世界中で同社のSUVがウハウハに売れているからに他ならない。

特に巨大なマーケットである欧州では、数ある日産車を抑えて売れに売れるのがキャシュカイ(日本名デュアリス)と、欧州コンパクトSUVブームを牽引した(!)というジューク。

そして同じく巨大なマーケットである米国において、日産車販売台数2位を誇るのがエクストレイル(米国名:ローグ)なのだ。世界有数のマーケットでこれだけSUVが上位台数を占めていれば、そりゃ大事にして然りだわね。

欧州でのリベンジに向け、新型エクストレイルもトレンドの波に乗った

日産 新型 エクストレイル[3代目/2013年末フルモデルチェンジ]「20X "エマージェンシーブレーキ パッケージ"」[4WD・2列車/ボディカラー:バーニングレッド]日産 新型 エクストレイル[3代目/2013年末フルモデルチェンジ]「20X "エマージェンシーブレーキ パッケージ"」[4WD・2列車/ボディカラー:バーニングレッド]

日産 新型エクストレイルは今回のフルモデルチェンジでさらに販売台数の拡大を狙う肝煎りの世界戦略車だから、その気合と仕上がりには期待が持てる。

まず見た目からして大きく先代と印象を異にするエクステリアも、その販売台数への強い気持ちを物語っているのだ。

本気クロスカントリー仕様で鮮烈にデビューした初代エクストレイルは、ピラーの立ったクラシカルなシルエットが逆にスタイリッシュだと若者に大ウケしたモデルである。

続く2代目もその流れを踏襲し、ほぼキープコンセプトでのローンチとなったが、ここに来て3代目は大きくイメージを変え、Aピラーが強く傾斜したスポーティーなシルエットで、過去最高に今風のイケメン・フェイスとなった。

これは全世界においてクロスカントリー系SUVが軒並みシャレオツ化しているというトレンドを受け(ジープ チェロキーとかレンジローバースポーツを想像してもらえると解りやすいでしょう)、車高のそれほど高くない、むしろオンロード走行方向を重視するスタイリングを求めるマーケットに応えたかたちだ。

実は初代とのイメージがあまりにも変わらなかった2代目のスタイリングが、欧州で酷評されたことへのリベンジでもある。確かに、個人的に見ても新型なら街でもアウトドアでもちょっとエッジの立ったオシャンティ感が際立ち、女性ユーザーの心をもしっかり掴みそうだ。

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今井 優杏
筆者今井 優杏

自動車ジャーナリストとして、新車や乗用車に関する記事を自動車専門誌、WEBメディア、一般ファッション誌などに寄稿しながら、サーキットやイベント会場ではモータースポーツMCとしてマイクを握り、自動車/ モータースポーツの楽しさ・素晴らしさを伝える活動を精力的に行う。近年、大型自動二輪免許を取得後、自動二輪雑誌に寄稿するなど活動の場を自動二輪にも拡げている。AJAJ・日本自動車ジャーナリスト協会会員。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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