次期「ノート」!? 日産がジュネーブショーに新型車「INVITATION」コンセプトモデルを世界初公開

次期「ノート」か!? 日産の今後を示唆するコンセプトカー「INVITATION」を世界初公開

日産は6日、3月8日~18日にスイスのジュネーブで開催されるジュネーブモーターショーにおいて、4車種のコンセプトカーを公開すると発表した。

その4車種のうち、世界初公開となるコンセプトカーは2車種。1車種は「INVITATION(インビテーション)」という名称で、2車種目の詳細についてはショーの初日に発表されるという。

「INVITAION」は、2013年中に欧州で発売を予定している新型車のコンセプトモデル。この新型車は、「マイクラ」や「ジューク」と同セグメントのクルマで、現行「ノート」の後継モデルと思われる。これにより日産は同セグメントにおいてより幅広いラインアップを持つ自動車メーカーとなる。

残り2車種のコンセプトカーは、「e-NV200」と「ジュークニスモコンセプト」で、これらは欧州において初公開のモデル。

NV200バネットをベースとした「e-NV200」には、コンビバージョンおよびエヴァリアバージョンがあり、手頃な価格で、最高7人乗りとなるファミリー向けモデル。

NV200は、次世代のニューヨークタクシー(イエローキャブ)のベース車に選定され、間もなくニューヨーク市のいたるところで目にすることができるようになる。

2011年11月の東京モーターショーで初公開された「ジュークニスモコンセプト」は、存在感のあるクロスオーバー「ジューク」に本格的なスポーツカーの性能を持たせている。

欧州で2013年発売予定の「INVITATION」コンセプトカー フロント欧州で2013年発売予定の「INVITATION」コンセプトカー リア欧州で2013年発売予定の「INVITATION」コンセプトカー フロント欧州で2013年発売予定の「INVITATION」コンセプトカー リア欧州で2013年発売予定の「INVITATION」コンセプトカー インパネ

コンセプトカー「INVITATION(インビテーション)」の詳細

INVITATIONと名づけられたこのダイナミックなコンセプトカーは、今年のジュネーブモーターショー(3月8日~18日)で初披露される予定で、量販車に期待されているイノベーションとエキサイトメントを垣間見ることができるクルマとなっている。

このモデルをベースとする量販車は、2013年に欧州で発売予定だ。日本での発売等については今回発表されていないが、もしこれが「ノート」あるいは「ティーダ」の後継モデルならば、日本でのデビューも十分に予想される。続報に期待したい。

ダイナミックなデザイン

INVITATIONはエネルギッシュなデザインで、ユーザーに新鮮なスタイルを提案し、欧州のこのクラスのマーケットに新しい流れをつくり出す。流れるようなシルエットは、そのダイナミックな可能性を示しており、クラストップの空力性能は燃費の向上に役立っている。

『スカッシュライン』という存在感のあるボディサイドのキャラクターラインが、その輪郭に力強いダイナミズムをもたらすと共に、存在感のある彫刻的なフロントウイングとリアウイングがINVITATIONを自信に満ちた姿に表現している。

インテリアは、開放的なキャビンに、実用的で、高い品質とお客さまにベネフィットを提供する技術が融合された空間となっている。

商品企画本部の副本部長であるフランソワ・バンコンは、

「このコンセプトカーは、ネーミング自体がこの車のすべてを物語るものとなっています。このクルマが提案している主な特徴は、魅力的(inviting)であるということです。INVITATIONは、感性に訴えかけるデザインと、広々として心地よいインテリアスペース、コンパクトなサイズの中に賢くパッケージングされた装備により、魅力的なクルマとなっています。これはコンパクトハッチバックセグメントのお客さまへの日産からの招待状(invitation)です。」

と述べている。

クラストップレベルの性能と燃費

INVITATIONは、先進的なエンジン技術、評価の高い日産の軽量プラットフォーム、空力に優れたボディを組み合わせることで、クラストップレベルの燃費・低排出ガスの水準を達成している。

また、INVITATIONは、応答性の高いハンドリングで、セグメントトップレベルの運転のし易さを実現している。

先進的な安全技術

INVITAIONは、従来のこのクラスには見られなかったような、最先端の技術が搭載されている。

例えば、日産の先進的な安全技術のひとつであるアラウンドビューモニター(AVM)が、初めてBセグメント車に搭載された。AVMは、後方駐車や縦列駐車の際のストレスを、可能な限り軽減させる技術だ。

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筆者
樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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