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カーリースは短期で契約できる?短期リースの注意点と取扱会社のご紹介

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カーリースは短期で契約できる?短期リースの注意点と取扱会社のご紹介

「カーリース」がクルマの新しい乗り方として広く普及した現代。中でも注目を集めている契約形態の一つに一ヶ月などの短期間の契約でクルマに乗ることが出来る「短期リース」というものがあります。クルマが納車されるまでの短い期間や、短期出張などで利用を考える方に人気の契約形態です。しかし、良く知らないままに契約してしまうと実は短期リースに向いておらず損をしてしまうことになる可能性も…。短期リースを検討中の方はどんな契約内容になるのか詳しく知っておきましょう。

短期のカーリースとは?

短期のカーリースとは?

例えば、旅行に出かけた時や出張先の利用など、少しの期間クルマの利用がある場合、多くの方がレンタカーの利用を考えるのではないでしょうか?

しかし、1か月・2ヵ月、はたまた1年などの単位でクルマが必要になると、レンタカーの利用では費用が大幅にかさんでしまいます。そんなとき、おススメしたいのが短期カーリースの利用です。短期カーリースはそれぞれのリース会社によっても異なりますが、最短1か月単位で借りることが出来る契約システムとなっています。

レンタカーやカーシェアは1日利用するのに最低でも2000~3000円程掛かりますが、短期カーリースは1か月のリース料を一日あたりに換算すると「500円~」と低額での利用が可能です。ただし、短期カーリスは1日あたりの料金を格安にするために、ほとんどリース会社が中古車の貸出を基本としています。

短期で車に乗りたいときはどんな選択肢がある?

短期で車に乗りたいときはどんな選択肢がある?

旅行に出かけるときや、大きな買い物をして荷物の運搬用にクルマが必要な時など、数時間~数日の間のクルマの利用では、レンタカーやカーシェアを活用するのが一般的かと思います。しかし、数か月~半年ほどの短期間でクルマが必要な時には、レンタカー・カーシェアでは費用が高額になってしまい、選択に困ってしまうのではないでしょうか?半年間などのある程度まとまった期間であれば短期カーリースを選ぶ方が予算は安く抑えられたりと、クルマは利用したい期間、シーンによって、何が一番お得に乗れるか変わっていきます。

では、短期間クルマが必要になるときどんな選択肢が取れるのでしょうか?このページではいくつかの選択肢をご紹介しましょう。

車を買う

例え短期間だとしても、24時間気兼ねなくいつでもクルマを利用できる状態にしたい方であれば、新車や中古車を購入してしまうのも選択肢の一つでしょう。思い切って購入してしまい、必要がなくなれば下取りに出すことが出来ます。しかしながら、購入時と査定の額はかなり開きが出ることが予想されます。この場合、全額ローンでの購入は現実的ではありません。ある程度の頭金や現金などの購入の際、掛かる費用としてまとまった金額を用意が必要です。また、他にも駐車場代や保険代なども必要になってきます。

カーリースを使う

一般的なカーリースのイメージは年単位で契約を行う長期契約ですが、実は月単位で利用することが出来る短期リースを行っているリース会社も存在します。短期リースの価格は1日あたりに換算して500円~と低額で利用出来るサービスもあるので、レンタカー、カーシェアと比べて費用面を最も抑えれるのは短期カーリースだと言えるでしょう。また、自身の好きなタイミングで気兼ねなく利用が出来るのもカーリースならではのメリットと言えます。使いたいときに借りれないといったことがありません。

レンタカーを使う

数日間の利用であれば、レンタカーを借りるという選択肢も一つでしょう。レンタカーには「乗り捨て」というサービスもあり、借りた場所以外の店舗で返却も可能なので、旅行先などで行き帰り別の飛行場を利用した時でも楽に返却が可能です。しかし、半年間などある程度まとまった期間乗り続けるとなると、費用は高額になってしまいます。

レンタカー会社や借りる車種にもよりますが、一般的に24時間レンタカーを利用すると1万円前後の料金がかかります。1ヶ月使い続けても大きな出費であり、半年間使い続ければ更に高額な出費となってしまいます。レンタカー会社の中には、マンスリーコースを設定している会社もありますが、それでも月々10万円近くかかるケースがあります。

短期間と言えども、数日以上使う場合、レンタカーはあまりおススメだとは言えないでしょう。近年レンタカーは利用者が増え。大型連休などは予約が殺到するため余裕を持った早めの手配が必要となり気軽さという面ではあるとは言えないでしょう。

カーシェアを使う

数時間などの短い時間帯でかつ毎日は利用しない、たまに使う程度なら、カーシェアは大変便利に利用出来るかと思います。カーシェアリングは駐車場を用意する必要もなく、カーステーションから直接クルマを借りることが出来るので、深夜や早朝などでもいつでも使いたいタイミングでクルマを借りることが出来ます。しかし、カーシェアのサービスを行う会社にもよりますが、24時間レンタルした場合の料金は最低でも6000円程度。長期間の利用になると、レンタカーとさほど変わりない費用が必要になります。カーシェアにも最近はマンスリーコースがある所もあるようですが、こちらも1か月10万円程かかるケースがほとんどです。

知り合いに借りる

家族や友人、知人から必要な期間クルマを借りることが出来るなら、ほとんどの場合がレンタル費用などかからず、業者のサービスを利用するよりも費用が安く済むのではないでしょうか。維持費や燃料代だけの費用ですむのならば魅力的ですよね。しかし、個人間での貸し借りには注意も必要になります。例えば事故を起こしてしまうと、賠償責任が発生するので、借りる側も任意保険に加入をしておいた方が安心でしょう。

また、友人知人間でクルマを借り、その車両で事故を起こしてしまえば、クルマの修理費でもめることも十分あり得るでしょう。クルマと一緒に友人・知人との関係も壊してしまうかもしれません。余計なもめ事を起こさないためにも、可能あれば、他の手段を検討することをおススメします。

短期間契約ができるカーリース会社8選

短期間契約ができるカーリース会社8選

一般的なカーリース契約が7年、9年、11年など長期間になる中、1年未満の契約をするカーリースのことを「短期リース」と呼びます。更に、その中でも特に短いリース期間で1ヶ月から利用できるカーリース会社もあります。クルマが必要な期間が購入する程長くないときや、新しいクルマが納車になるまでの期間など、短くてもある程度まとまった期間にクルマを利用したいときには大変便利なサービスかと思います。

しかし、カーリース会社ならばどこでも短期リースのサービスを行っているわけではありません。また、短期リースを行っている会社それぞれに違った特徴があります。ここでは1か月から契約が出来るカーリース会社を紹介していきます。

ニコリース

関東全域でサービスを行う「ニコリース」様々な車種の中古車を月々18,000円~リースを行うことが出来ます。ただし、契約時には車両準備費用として35,000円が必要となり、この車両準備費用の中には車検取得にかかる費用やエンジンオイル交換、タイヤローテーション、保安基準適合整備などの車両整備費用が含まれています。既にリース契約をしており、契約延長の場合はこの車両準備費用は不要になりますが、契約更新手数料として10,000円が必要となります。

また、契約時には保証金として50,000円が別途必要となります。この保証金はリース契約満了後の返却の際に利用していたクルマに問題がなければ返金されます。最短契約期間は2か月間であり、その後1か月単位で契約期間を決めることが出来ます。ニコリース独自の基準に従い、外装内装の状態を「可、優、良、プレミアム」の四段階で表しており、プレミアムが外装内装の状態が最も良い状態です。どのグレードにおいても安全面は保証されており、走行機能に問題はありません。

NOREL(ガリバー)

ガリバーが運営するカーリースNOREL。カーリースの中では特殊な存在であり、ワンランク上のカーライフを送りたい方におススメです!NORELは同じ車種に5,000㎞乗る、もしくは最短90日~最大10か月でクルマを乗り換えられるサービスです。

つまり、春~夏・秋~冬と季節ごとに車種を変更することが可能です。降雪量の多い北海道や東北地方にお住まいの方は4DWのクルマでないと不便ですよね。本当は乗りたいクルマがあっても利便性をとって4DWのクルマにされている方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?

NORELなら必要な時期に最短24日で新しい車種に乗り換えることが可能。オフシーズンはお好きなクルマに乗り、降雪シーズンには4WDで安全に乗るなんてもことも出来るのです。2018年10月~はBMW、MINIといったステータスの高いクルマも新車から選べるようになっています。

とても便利なNORELですが格安での利用は出来ず、月額65,780円~と、高級路線と言える値段です。高級車に試乗したい!レンタカーを使うのは嫌!というニッチな需要に対して展開しているサービスであり一般的であるとは言い難いでしょう。

ワンコインリース

最短1ヶ月から、1日あたりなんと500円でリースを行えるワンコインリース。その安さの理由は、中古車買い取りの時に発生する、「低年式・多走行の為、商品車としては不向きな車両」をリースしているところにあります。もちろん、元気に走行が可能な車体をリースしており、かつメンテナンスもしっかり行なっているため、安心してお乗りいただけます。

万が一、リース期間中に大きな修理が必要になった場合には返却をすることで、その後のリース料は一切発生しなくなります。普段は海外に住んでおり、一時帰国の時だけ利用したい方や、納車までの間だけ代わりのクルマが欲しい方、とにかく安いクルマに乗りたい方。などといった様々なニーズに答えることが出来ます。

ワンコインリースでは最長3か月の間クルマを試した後、中古車として購入できるプランもあるため、使い勝手がよければ購入を考えたいという方にもおススメです。リース期間中に故障してしまうようなことがあっても、返品・車両交換も承る点も安心な所かと思います。(ただし、ご自身の過失による事故や故障の場合には、別途修理費用が必要になります。)

リースdeスグのり

トラックなど大型車両を中心に短期リースを行っている「 リースdeスグのり」。1年更新型のサービスであり、レンタルのような手軽さでスピーディーな納車が可能。豊富な在庫の中から最短2週間で納車を行います。その後契約更新の度、新車に乗ることが出来るので、劣化や故障などの車両に関わるトラブルの心配がなく、安心して利用が可能です。

もちろん、レンタカーのような「わナンバー」ではなく営業ナンバー、白ナンバー共に利用可能。1年毎に新車に乗り換えられるので取引先へ好印象を与えたり、乗務員の負担軽減にも繋がります。車検やオイル・フィルター交換メンテナンス費用も含まれているため、毎月定額のリース料の支払いのみで余計な車両維持コストが掛かりません。年間のコストの見通しが立てやすいので中長期の事業計画も立てやすくなります。

車種はアルミバンなどの一般的な大型トラックから、ダンプ、ミキサー、車載車、冷凍バンといった特殊車両からも選ぶことができ、運ぶ荷物の目的に合わせて車種を選択することが出来ます。

アイネットレンタカー

東海エリアを中心にサービスを展開している「アイネットレンタカー」。契約期間は最短6か月~であり、車種は限られますが、月額10,926円(1日あたり365円)から中古車をリース出来るサービスです。契約時には月額リース料金の他に保証金(55,000円)と初期登録費用(11,000円)が必要であり、任意保険、車両保険は別途加入が必要となります。保証金(55,000円)は契約期間満了後車両の状態が悪くなっていなければ、返金されます。

月額リース料金には「車両本体価格、諸経費、自動車税(全期間)、重量税(登録時のみ)、自賠責保険(登録時のみ)」が含まれています。また走行距離制限として個人:1,000Km/月、法人:2,000km/月と設定されているようです。事故による故障時にはリース会社のロードサービスを利用することが出来ます。契約後の車両変更は出来ず、再契約の扱いとなってしまうため注意が必要です。また、契約期間中の解約となった場合には中途解約費50,000円を支払う必要があります。自身の利用期間をよく考え、計画的にサービスを利用しましょう。

ニチゴカーリース

最短1か月~月単位での契約が可能なニチゴカーリース。関東エリアの一都六県にサービスを展開。1ヶ月以上の利用であれば、自由に設定することができます。(ただし軽自動車に限る。普通自動車は6か月以上の契約期間が必要になります。)軽自動車なら月々16,500円~、軽バンなら20,900円~、そして普通自動車なら23,100円~の利用が可能であり、どの車種も自動車税や車検費用が月々のリース料に含まれています。(初期費用として初回のみ軽自動車35,200円、普通自動車38,500円が別途かかります。)また選べる車種も豊富で自社整備工場も完備していますので安心です。

チューレン汰

長野を中心にサービスを展開している「チューレン汰」。最短1か月~最長2年間までの中古車リースが可能であり、気軽に利用出来るところが大きなメリットです。

軽自動車は38,000円~、普通自動車なら43,000円~、ワゴンや商用車なら61,000円~の利用が可能。チューレン汰独自の審査が行われており、ローン会社は通しません。公式サイトでは「月々のお支払いが可能であれば、どなたでもご利用いただけます」と言い切っている程です。

契約時にはリース料の1ヶ月分に相当する保証金と全リース料1か月分の計2か月分が必要となります。たとえば、軽自動車でリース契約を結ぶときには初月76,000円が必要ということになります。月々のリース料金の中には車両保有に必要となる車検、整備、修理、オイル、タイヤなどの費用に加え、税金、任意保険やロードサービスも含まれています。面倒な車両の管理がなくなり、経費の削減が出来ます。リース車両を途中解約し、その車両を時価格で購入することも可能です。

東京ビジネスカーズ

法人を中心としてクルマを貸し出している「東京ビジネスカーリース」。最短1年~最長2年(1年未満要相談)まで契約が可能なサービスです。通勤に適した軽自動車や普通乗用車はもちろんのこと、バンやトラックなどの大型車両も取り扱っています。幅広い車種から選ぶことが出来るのが魅力です。

出張などで短期間クルマが必要になった方、一般的な3年~7年のリース期間では長いと感じる方、クルマを急ぎ借りたい方には特におススメと言えます。出張期間が延びた場合にも契約延長が可能であり、同じ車両を利用すればリース料も安くなります。(ただし、事故などなく保険も未使用の場合に限る。)

納車までの期間も最短3日と圧倒的なスピード感を誇ります。一般的な月単位のレンタカーよりも安く、ご利用料金は経費として計上出来ます。例え地方であっても、専属スタッフがしっかりとメンテナンスをサポート。全国に協力工場が多数あるので安心して利用できます。

短期のカーリースで注意するべきところは?

短期のカーリースで注意するべきところは?

長期ほどではないけれど、数日の利用でもないといった微妙な時期にクルマが必要なとき、短期リースはとても便利なサービスであり、結果的に費用も抑えられるかと思います。コストが安く、便利な短期カーリースですが、そもそもカーリースには走行距離制限や追加精算などのいくつかの規約や契約上の決まりがある事が一般的です。短期カーリースを利用するときにもこれらの注意点をしっかりと理解しておく必要があります。もちろん、誰しもがこの注意点に当てはまり気を付けなければいけないわけではありませんが、注意するべきところをより深く理解しておくことでトラブルを防ぐことにもつながります。契約前には必ず注意点を確認しおくことをオススメします。

数日間の利用は不可

まず、いくら短期間のリース契約と言っても、数日間での利用は出来ません。最短の契約期間は1か月であり、1ヶ月未満の利用だとしても月額料金を支払うことになります。また、多くの短期リースが初期費用として2~3万円程かかるため、1ヶ月未満で利用を考えた時には結果として割高になるでしょう。

数日間の利用ならばレンタカーを利用した方が、数日間のなかでも数時間の利用しかないのであればカーシェアを利用した方が安い費用で収まるでしょう。

レンタカー会社の中にはマンスリーレンタカーというサービスを行っているところあり、レンタカー会社によって異なりますが、5万円~10万円前後でレンタルが行えます。1~2週間であればレンタカーやカーシェアの方が費用を安く抑えられますが、3週間になるのであれば短期リースの方が結果として安く抑えられるかもしれません。短期リース申し込みの際には、ご自身が必要な日数を計算し、しっかりと検討を行いましょう。

審査や車庫証明が必要

レンタカー、カーシェアであれば簡単な手続き、登録でクルマを借りる事ができます。しかし、短期カーリースは例え短期と言えども、一般的なカーリースと同じように審査を受け、駐車場の確保も必要となります。申し込んだ日にすぐに利用ができるわけではありません。

これは、一時的な利用に限られるレンタカーやカーシェアとは違い、カーリースは利用する方がその車の「使用者」となるためです。車検証には、所有者としてリース会社、使用者として利用するお客様の氏名が記載されることになります。そのため、ナンバープレートは「わ」や「れ」のナンバーではなく一般的なクルマにつけるものと同じナンバーを付けることが出来ます。

審査は通常の長期リースと同じように、年齢・年収・債務歴などの情報を申告する必要があります。ローンの滞納や支払いの遅延などがあると審査に通りにくくなるでしょう。また、車両の保管場所の証明として車庫証明も必要になります。車庫証明は通常1週間ほど取得に時間がかかるので、カーリース契約を検討の際には事前に駐車場を探しておきましょう。

走行距離の制限がある

カーリース契約時には毎月の走行距離が決定されます。契約するリース会社やプランによって変動はありますが、1か月あたり500㎞~1,000㎞の範囲で設定されており、返却時に走行距離があらかじめ設定していた距離よりも超過していると1㎞単位で3~10円程度の超過料金を請求されることになるため注意が必要です。

これは何故このような設定がされているかというとリース満了時の残価が設定されているためです。残価は返却時のクルマの価値です。価値は経過年数と走行距離によって決定されます。残価を設定する際の走行距離を上回ってしまえばその分価値が下がるというわけです。実際にどれくらいの制限を選択すれば良いか検証してみましょう。15㎞先の会社に付き20日車で通勤したとき、往復30㎞×20回なので1ヶ月600㎞程の走行になります。出張で通勤のために車両が必要になった!というシーンであれば制限が1000㎞までの走行距離を選べば十分足りると言えます。

また、近所のスーパーに買い物にいくなどあまり乗らないが、毎日利用する場合なら制限が500㎞まででも十分足りるでしょう。走行距離の制限はあるものの、利用シーンによっては特に気にする必要がない方もいるでしょう。ご自身の利用頻度、シーンをよく考え損にならない利用をお薦めします。

中途解約ができない

カーリースは原則として中途解約は認められていません。これは、長期でも短期でも変わらず言えることです。月々支払うリース料金は、車両価格を契約年数で割って算出されます。したがって中途解約をされてしまうと、残りの契約期間分のリース料が、カーリース会社の損害となってしまうのです。その為、どのリース会社でも原則として中途解約は認めていないのです。

しかし、急な海外出張などの理由でやむを得ず中途解約が必要になってしまうこともあるでしょう。その場合には解約金が発生します。解約金は、本来であればリース契約満了時までに支払う予定だった金額の総額からこれまで支払った金額を差し引いた金額となります。ほとんどの場合が一括で支払う事になるため、多額の出費となってしまいます。

また、契約期間中に大きな事故などを起こし、車両が全損し、修復不可能になってしまった場合にはリース契約は強制的に中断されることになり、この場合にも解約金が発生します。

返却時の車両査定によっては追加料金がかかる

カーリースには走行距離制限があり、あらかじめ設定された走行距離を超過してしまうと、追加料金が掛かってしまうお話は前項でもしました。

それに加え、そもそもカーリースは車を返却することを前提としたサービスであり、月々支払うリース料金は、返却時のクルマの残存価格(残価)を査定し、差し引いた上で月々の料金を安く設定することが出来ます。残価とはリース期間満了後に残っているとされるクルマの価値のことです。

そのため、リース契約期間中に事故を起こしてしまったり、故障させてしまいクルマの査定価格を著しく下げてしまうと追加請求が生じる場合があります。また、リース車両の返却時にはクルマを使い始めた時の状況に「現状回復」を求められます。走行方法や利用状況によっては原状回復のための修理費用がかかってしまうこともあります。

カーリースはこういった修理費をめぐりトラブルになることもあります。契約時には修理や原状回復にかかる費用も月々の料金に含めるプランや、車両本体をもらえるプランを選びそもそも原状回復費を発生させないなど、リース料以外の費用がどのようになるのか様々な条件を検討し契約するようにしましょう。

6か月以上使うなら長期リースがおすすめ!

6か月以上使うなら長期リースがおすすめ!

さて、ここまで短期カーリースについてご紹介をしてきました。しかし、利用期間が6か月以上になるのならば長期のカーリースがおススメです。

基本的に月々支払うリース料金には、車両本体価格に加えて自賠責保険や自動車税などが含まれており、プランによっては車検点検料や消耗品などクルマにかかる費用をすべて含むことが出来ます。(ただし、任意保険料やガソリン代、駐車場代など月々で変動する費用は自己負担となります。)このリース料は短期でも長期でもほとんど違いがありません。ここで長期で借りることでどんなところがおススメなのか紹介していきましょう。

長期リースなら好きな新車に乗れる

長期リースなら好きな新車に乗れる

多くの短期カーリースが貸出を行う車両は、中古車の取扱いです。そのため、審査が通れば比較的早く利用を始めることが出来ます。しかし、やはりせっかくクルマに乗るならば新車がいいと思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか?

一般的に長期のカーリースでは、新車を取り扱っています。そのため、クルマの購入時と変わらない豊富な選択肢の中から乗りたい新車を選ぶことができます。ほとんどのカーリースが国産全メーカーの全車種から選ぶことができるので、中古車のように在庫の中から選ばなければいけないという縛りがありません。

また、グレードやプションプランを選んだり、内装をカスタマイズすることまでできるので、自分の好みに合った車種に乗りたい方におススメです。短期カーリースと比べると審査から納車まで2~3か月の納期が必要になり、やや長く感じるかもしれませんが、現金やローンでの購入時と変わらない期間ですし、自身の本当に乗りたい車が選ぶことが出来るのは大きなメリットかと思います。

そもそもリースは初期費用などのまとまった出費が少ない

カーリースには頭金や初期費用などのまとまった出費が必要ありません。初期費用は家計の負担になり、クルマの購入時のハードルになりますが、カーリースなら安心してクルマを所有することが出来ます。

また、5年先や7年先などあらかじめリース期間を決めているため、今後かかることになるリース料を算出しておくことができます。その為、将来を見据えて家計のやりくりや貯蓄プランを立てることが出来ます。

短期カーリースでは車両準備費用として3~4万円程の初期費用がかかることがあります。さらに保証金がかかることがあり(ほとんどの場合はリース期間満了時に返金される)初めのひと月はやや負担がかかると言えるでしょう。6か月未満の利用であれば、例えひと月めの金額が多少高くとも、レンタカーやカーシェアを利用するよりも総額は安く収める事が出来ます。しかし、6か月以上の利用ならば、長期リースを選べば定額の月額料金のみの支払いとなり、その他の負担をなくすことが出来ます。ひと月でも金額が大きくなるのが難しいのであれば、長期リースの方がおススメと言えるかもしれません。

月々の支払いが定額

クルマを維持するためには点検や車検、消耗品の交換など様々なメンテナンスが必要になりますが、長期カーリースではこれらの費用も月々の定額料金に含むことが出来ます。クルマの維持費用を一定に抑えてお得に利用が可能です。短期カーリースのように初期費用などの負担もなく、さらにメンテナンスプランに加入すれば車検や消耗品の交換なども月々のリース料金の中に含むことが出来るので、面倒な費用の計算をする必要がありません。駐車場代、ガソリンなどの燃料代は別途で支払いが必要になりますが、これは利用者によって金額に変動があるため、定額料金内に含むことは出来ず、ご自身でのやりくりが必要となります。しかしこれは毎月必ずかかる出費であり、失念することもないのでやりくりとして大変さは感じないでしょう。

カーリースであれば不定期に大きな出費がない分、やりくりがしやすく、リース期間満了後の見通しも立てやすいのが魅力。また、ビジネスでの利用だとしてもカーリースは会計処理がしやすく個人事業主のなかには節税対策としてカーリースを利用される方もいます。

6か月以降の再契約時の面倒がない

短期カーリースでは更新が必要であり、ほとんどの場合、10,000円~20,000円の更新料が必要となります。逐一契約更新の手続きも取らなくてはいけないのでやや手間がかかるでしょう。ある程度の期間の利用が既に予想されているならば、初めから長期リースにしておけば契約更新の面倒や金額的な負担がありません。

しかし、「とにかくコストパフォーマンスを重視している方」「クルマにこだわりはなく足として使えれば十分な方」「実際の乗り心地を検討してみたい方」にとって短期カーリースはかなり使い勝手の良いサービスかと思います。

6か月以降の利用の可能性があるのか・ないのか、近い時期にならないと分からない利用者の方も中にはいらっしゃるかもしれません。そういった場合には一度短期カーリースにしておくのもよいでしょう。しかし、短期カーリースを選択したとき、手間や金銭的な負担があることも確かなので、ご自身にとってどちらを選んだ方がよりお得な選択になるのかよく検討されることをおススメします。

MOTAカーリースなら最長11年間リースが可能

6か月以上の利用が既に分かっているのであれば、長期カーリースをおススメします。現在個人向け長期カーリースは様々な会社がサービスを展開しています。中でもおススメしたいのが「MOTAカーリース」です。

月間500万人が利用する自動車メディア「MOTAカーリース」は7年、9年、11年の中からリース期間を選ぶことが出来ます。国産全メーカー、全車種を取り扱っているので購入時と変わらず豊富なレパートリーからクルマを選んで頂けます。また、新車にはメーカー保証5年がついていますが、更に2年延長可能なプラン(合計)を用意。長期間の契約でも安心してクルマに乗ることが出来ます。

最も大きな特徴はリース契約満了後クルマが「もらえるプラン」であること。オリース期間満了後に車両本体が「もらえるプラン」であるため、走行距離に制限がなく、利用開始時まで現状回復する必要もないので追加請求が一切ありません。リース期間満了まで、月額リース料のみの負担なので家計に優しいカーライフを送ることが出来ます。

MOTAカーリースとは?

よくある質問

短期のカーリースで気を付けることは?

短期リースは短期と言えども、数日間のみの利用はできません。また、これは長期リースにもいえることですが、基本的に中途解約は出来ません。どうしても解約をしたい場合、もしくはやむを得ず解約しなけらばならなくなった場合、どちらにしても違約金が発生してしまいます。他にも、走行距離制限を超えてしまった場合や利用期間中に事故や故障があった場合にはリース期間満了時に追加での請求をされることがあります。トラブルを防ぐためにも契約前にしっかりと注意点を確認しましょう。

短期のカーリースっておすすめ?

カーシェアやレンタカーと違い利用時に都度手続きする必要が無いため、ビジネスでも使いやすいと、出張で1~3か月間のみの利用に短期カーリースを選ぶ方も増えてきています。 実際、リースにした方が最終的な費用面や利便性を考えお得になるのでおススメだと言えます。

短期のカーリースは最短どれくらいの期間の契約になる?

カーリースは1か月単位での料金設計になっており、レンタカーは1日単位、カーシェアは時間単位での料金設計となっております。つまりカーリースであれば最短1か月から契約をすることが可能で、数日~数週間には対応していません。1か月未満の利用であるならば、レンタカー、数時間単位での利用ならカーシェアの利用が良いかと思います。1年未満のカーリースを短期カーリースと呼んでいるので、すべての短期カーリースが1か月~利用できるわけではありません。最短2か月~や3か月~など、リース会社によって様々です。契約時には最短のリース期間が何年なのかしっかりと確認をしましょう。

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この記事の編集者

この記事の執筆者

MOTAカーリース 事業開発室 松本 智美

MOTAカーリース事業部でのお問い合わせ窓口ユーザーサポート業務をメインにしながら記事の作成・編集も行う。過去の自動車販売店勤務でのお客様の声を直接多く聞いてきた経験からのユーザー視点もあり、一般ユーザーが求める運転技術や装備だけでなく、購入時・購入後のサービスや困りごとなど細かい要望も知っている。特に女性ならではの意見が強み。

記事監修

この記事の監修

MOTAカーリース 事業開発室 樺田 篤

MOTAカーリース事業部では、商品企画開発からユーザーサポートまで幅広く担当。昨今の自動車販売業界への知識が豊富なことと、売れ筋の車についての詳しい知識を持ち、車を買う人・車を売る人の両方の意見を持つ強力なブレイン。これまでの記事寄稿の経験を元にMOTAカーリースの編集長的立場でもある。

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