すでに“1万3千台”を受注し販売好調な「ホンダ フリード」チュート徳井も好評価「2列目は役員クラスの乗り心地!」
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8月からの事前受注ですでに1万3000台を突破している新型「フリード」
9月16日、ホンダは同社のコンパクトミニバン「フリード」をフルモデルチェンジし、同日から販売を開始した。
新型フリードのラインナップは、6人乗り or 7人乗りの3列シートを備えた「フリード」と、2列シートに大容量ラゲッジルームを備えた「フリードプラス」の2モデル。
パワートレインは、フリード・フリードプラスともに1.5リッター直噴 i-VTECエンジンにCVTを組み合わせたガソリンエンジンモデルと、1.5リッター i-DCDに7速DCTを組み合わせたハイブリッドモデルが用意されている。
価格は、フリードのガソリンモデルが1,880,000円~2,332,200円で、ハイブリッドモデルが2,256,000円~2,656,000円。フリードプラスは、ガソリンモデルが1,900,000円~2,352,200円で、ハイブリッドモデルが2,276,000円~2,676,000円。
フリードの販売計画は月販6,000台だが、フリードは先月8月から事前受注を開始しており、先日までに既に1万3,000台を受注しているという。同社では新型フリードの投入により、2016年度の国内四輪販売計画「68万5000台」の実現をより確実なものにしていきたいとする。
また両側スライドドアは、横方向の開口部を+20mm、縦方向を+40mmとし、スライドドアを介して降りる際のステップ地上高は-15mmの390mmとすることで乗降性を向上させた。
新型フリードでは「フリードプラス」と呼ばれる、2列シート+大容量ラゲッジを備えたモデルもラインナップされている。先代では「フリードスパイク」と呼ばれていたモデルの後継だ。
フリードプラスでは、ラゲッジの低床化が最大の特徴。先代のフリードスパイクよりも185mmも下がった荷室により、重く背の高い荷物もラクラク積み込むことが出来る。
また、超低床化によりゴルフバッグを4つも縦に積むことが出来るなど広大な荷室容量を確保している。
先代のフリードスパイクで好評の車中泊について、フリードプラスではさらに進化を遂げた。荷室を上下分割することが出来る「ユーティリティボード」を使うことで荷室がフラットとなり、セミダブルサイズのマットレスを敷くことが出来て車中泊も可能となる。
フリード・フリードプラスでは、そのほかにもコンパクトミニバン初となる「Honda SENSING」の搭載や、走りの面においてもリアサス剛性やスタビライザー剛性のアップなど、先代よりも大幅な性能向上が図られている。
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