コンチネンタル「スポーツコンタクト6」海外試乗レポート/桂伸一(1/2)

  • 筆者: 桂 伸一
  • カメラマン:コンチネンタル・オートモーティブ・ジャパン株式会社
コンチネンタル「スポーツコンタクト6」海外試乗レポート/桂伸一
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自動車産業に欠かせないパートナーとして、世界に認知されているコンチネンタル

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コンチネンタルの最新タイヤ「スポーツコンタクト6」の国際試乗会へと参加し、タイヤの世界でも超高速走行を強いられる世界での厳しさと凄さを改めて見せつけられて来た。

コンチネンタルといえば、日本では欧州車の足元に装着されているプレミアムブランドのタイヤメーカーとして知られている。

1871年の操業開始以来、現在に至るタイヤ事業は「コンチネンタル・タイヤ」。いまやその名はタイヤのみならず、自動車産業に欠かせないパートナー(サプライヤー)として世界に認知されている。

その事業は「コンチネンタル・オートモーティブ」が支えている。タイヤはともかく、オートモーティブではクルマに使用する素材の開発からエンジン制御やモーター制御、トランスミッション系の制御、ESCを始めとする車輌安定装置、レーダー、レーザー、カメラを使う緊急自動ブレーキ、車線逸脱警報、ブラインドスポット警報、自動ステアリング操作を含む「自動運転」の類から、通信機能を使う未来の交通技術まで、様々な専門分野の研究開発は自動車メーカーにも技術供与している。

サプライヤーというと、日本ではいまだに“下請け”の扱いだが、欧米では確かな先進技術を提供してくれる“パートナー”であり、自動車メーカーと対等の立場で物事を進める点が、日本との最大の違いだ。

アウディ R8やホンダ シビックタイプRにも純正装着されるコンチネンタルタイヤ

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「エクスペリエンス」をもじる「Sixペリエンス」と題した「コンチネンタル・スポーツコンタクト6」の国際試乗会に参加する為、ミュンヘンに飛んだ。

まず、6種類の技術を意味するそれは、コンチネンタルのゴムによる新たな技術供与である。アディダス・シューズに採用された高いグリップを発揮するゴム、タンポポ由来の天然ゴムの研究開発、パンク後の走行を可能にするシーリングタイヤ、コンチシールの技術や自転車用タイヤの技術、ウルトラハイパフォーマンス・ウインタータイヤの技術。

そしてメインは、Sixの本当の意味である(!?)コンチネンタルのスーパースポーツタイヤ「SC6」(スポーツコンタクト6 ) へとつながる。

昨今の欧米メーカーのUHP、ウルトラハイパフォーマンスカーのオンパレードには目を見張るものがある。そうしたモデルの重要なシューズとなるSC6は、すでにアウディのスポーツモデルの頂点、新型「R8」(未導入)に採用済み。さらに、ニュルFWD車最速の「ホンダ シビック・タイプR」にもメーカー純正(OE)装着されて上陸する。それ以外にも現在11モデル23サイズが開発中で、いずれOE装着されるだろう。

バリエーションとしては19~23インチと、大径が特長となる全41サイズが用意されている。コンチによれば、このU-UHP(ウルトラ-ウルトラ・ハイ・パフォーマンス)市場は、年間成長率で見ると2014~2020年で19~23インチが9%、19インチが8%、20インチが10%、21がインチ14%と見込んでおり、とくに欧州では21インチ以上の伸び率が大きい。

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桂 伸一
筆者桂 伸一

1982年より雑誌「OPTION」誌編集部員からレーシングドライバーに転身!!92~93年はR32 GT-RでN1(現スーパー)耐久シリーズチャンピオン。近年はドイツ・ニュルブルクリンクで開催される24時間レースに、アストンマーティン・ワークスカーのドライバーとして参戦。2度の優勝を飾る。日本ジャーナリスト協会(AJAJ)会員、日本カーオブザイヤー(COTY)選考委員、ワールドカーアワード(W-COTY)選考委員。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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