ジープ ラングラー 各モデルの仕様を変更|限定車の発売も
FCAジャパンは、ジープの本格オフローダー「Wrangler(ラングラー)」の各モデルを仕様変更し、2019年11月23日より発売した。価格は490万円~612万円。同時に、内外装をスタイリッシュに演出した限定車「Wrangler Unlimited Altitude(ラングラー アンリミテッド・アルティテュード)」を設定、210台限定で発売した。価格は599万円(いずれも消費税込み)。
ジープ ラングラー各モデルの主な改良点
ジープ ラングラーは、2018年10月に現行JL型がデビュー以来、強化されたオフロード性能と、大幅に向上した居住性ならびに快適性が好評を博し、多くのユーザーから支持を集めている。
今回、年次改良と国内におけるユーザーニーズを鑑みた仕様変更により、進化を遂げたモデルの導入を開始。「Sport(2ドア)」、「Unlimited Sport(4ドア)」、「Unlimited Sahara(4ドア)」、「Unlimited Rubicon(4ドア)」の4グレード7仕様をラインアップし、モデルごとに仕様の見直しを行なった。
Sport(2ドア)とUnlimited Sport(4ドア)
Sport(2ドア)ならびにUnlimited Sport(4ドア)には、新たにクラッシュミティゲーション(衝突被害軽減ブレーキ)付の前面衝突警報とアダプティブクルーズコントロール(STOP機能付)が標準装備された。
さらにUnlimited Sportでは、エンジンが2.0L直列4気筒ターボ(272ps)から3.6LV6(284ps)へと変更。また、限定車で好評だったボディカラー「ヘラヤライエローC/C」が新たにカタログモデルとして設定された。
Unlimited Sahara(4ドア)とUnlimited Rubicon(4ドア)
Unlimited Sahara(4ドア)は、エンジンが2.0L直列4気筒ターボと3.6L V6の2種類から選べるようになったほか、レザーシートが標準装備された。なお、ファブリックシート仕様も選択することができる(受注生産)。
Unlimited Rubicon(4ドア)については、ボディカラーに「ヘラヤライエローC/C」が追加され、従来パンプキンオレンジまたはシルバーだったダッシュボードベゼルの色は、全モデルでレッドへと変更された。
限定車 「アンリミテッド・アルティテュード」
これまでジープの他モデルで好評だったアルティテュードが、現行ラングラーに初めて限定車として設定された。
限定車「アンリミテッド・アルティテュード」は、グロスブラックをアクセントカラーに用いたフロントグリルとヘッドライトベゼル、18インチアルミホイールによりエクステリアが精悍に演出されている。
またインテリアは、グロスブラックのダッシュボードベゼルや、Mopar製ハードトップヘッドライナー、ブラックレザーシートに加えて、ダークグレーのステッチが随所にあしらわれ、上質感が高められている。Mopar製ハードトップヘッドライナーは夏には断熱効果、冬には保温効果を発揮し、車内の快適性の向上にも寄与する。
ボディカラーならびに販売台数は、「ブライトホワイトC/C」が90台、「グラナイトクリスタルメタリックC/C(内装色はいずれもブラック)」は120台となっている。
アンリミテッド・アルティテュードの主なスペックと価格
■全長:4870mm
■全幅:1895mm
■全高:1845mm
■定員:5名
■エンジン:直列4気筒DOHCターボ
■駆動方式:後2輪・4輪駆動・オンデマンド方式4輪駆動(選択式)
■トランスミッション:電子制御式8速AT
■価格:599万円(消費税込)
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