世界で初めて3点式シートベルトを採用したボルボ PV544をトヨタ博物館に寄贈
トヨタ博物館に新たなラインナップ
ボルボ・カー・ジャパンは、世界で初めて3点式シートベルトを標準装備した“ボルボ PV544(1959年式)”をトヨタ博物館に寄贈した。
寄贈にあたり行われる「寄贈式」は2017年12月15日(金)13時から、トヨタ博物館本館1階エントランスにて行われる予定。
寄贈式概要
日時:12月15日(金)13時~14時
場所:トヨタ博物館本館1階エントランス
主な登壇者:
トヨタ博物館 布垣直昭 館長
ボルボ・カーズ ペロオケ・フローバーグ ヘリテイジ ディレクター
ボルボ・カー・ジャパン 木村隆之 代表取締役社長
ボルボ PV544とは?
ボルボ PV544とは、ボルボの安全技術を象徴するモデル。現代のクルマでは当たり前のように採用されている“3点式シートベルト”を、世界で初めて標準装備した車である。
この3点式シートベルトは、ボルボのエンジニア、ニルス・ボーリン氏により、1959年に発明された安全装備。
ボルボの功績は3点式シートベルトをただ開発しただけでなく、その技術に関する特許を無償で公開し、先進の安全装備技術を世界に広めたことにある。
ボルボによれば、1959年以来、100万人を超えるドライバーや同乗者の命を救ってきたそうだ。
ボルボ PV544の主要スペック
ボルボ PV544の主要スペック | |
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ボルボ PV544 | |
生産期間 | 1958~1965年 |
生産台数 | 24万3990台 |
ボディ | 2ドアサルーン |
エンジン | 直列4気筒OHV |
排気量 | 1583CC(1959年式) 1778CC(1961年式) |
ボア&ストローク | 79.37 x 80mm |
最高出力 | 60bhp/4500rpmまたは85bhp/3500rpm(1959年式) 75bhp/4500rpmまたは90bhp/5000rpm(1961年式) |
トランスミッション | 3速AT/4速AT フロア取り付けセレクターバー |
ブレーキ | 油圧式ドラムブレーキ |
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