マツダ、プレマシー ハイドロジェンREハイブリッドを岩谷産業(株)に納車
マツダは、ハイブリッドシステムを搭載し、水素を燃料として走行する水素ロータリーエンジン車「マツダ プレマシーハイドロジェンREハイブリッド」をエネルギー関連企業の岩谷産業にリース販売し、本日納車した。
岩谷産業への納車は2009年5月に続き2台目で、同車種の累計リース販売台数は5台となる。
同車は今後、主に営業車として北九州水素ステーションを中心に使用される予定で、水素ロータリーエンジン車の九州地方へのリース販売は今回が初めて。
プレマシーハイドロジェンREハイブリッドは、電気モーターで走行する独自のハイブリッドシステムの採用により、従来の水素自動車「マツダ RX-8ハイドロジェンRE」に比べて、水素での航続距離を2倍の200kmに延長するとともに、走行性能を大幅に向上させている。
また、「RX-8 ハイドロジェンRE」と同様、水素だけでなくガソリンも燃料として使用できる「デュアルフューエルシステム」を搭載している。
「プレマシーハイドロジェンREハイブリッド」の主要諸元は以下の通り。
・ベース車両:マツダプレマシー
・全長:4,565mm
・全幅:1,745mm
・全高:1,620mm
・ベースエンジン:マツダ水素ロータリーエンジン(デュアルフューエルシステム)
・モーター:交流同期電動機
・最高出力:110kW
・ジェネレーター:交流同期電動機
・バッテリー:リチウムイオン(Li-ion)
・乗車定員:5名
・使用燃料:水素及びガソリン
・燃料タンク:水素:35MPa(気圧)高圧水素ガスタンク
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