新型ボルボS60を有名盲目アーティストが誰よりも早く目撃
世界中で注目のアーティスト、エスレフ・アーマガン氏
ボルボは、盲目のアーティスト、エスレフ・アーマガン氏に、来年3月のジュネーブ・モーターショーで発表を予定している新型ボルボS60を見せ、その絵を描いてもらうというパフォーマンスを行い、その模様を世界最大級のソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)の「フェイスブック」(www.facebook.com/volvo)とインターネット上の動画共有サービス「You Tube」(http://www.youtube.com/VolvoCarsNewsVolvoCarsNews)のボルボサイト上で公開した。
アーマガン氏は、自身の両手と他の身体感覚を駆使して、絵を描く対象の形を見極めていく。これまでにいくつもの科学調査プロジェクトに参加しており、例えば世界最大のドキュメンタリー番組「ディスカバリー・チャンネル」がプロデュースした興味深い映像のなかで、トロント大学のジョン・ケネディー教授がアーマガン氏の正しく遠近法を捉える能力を実証している。これは、盲目の人々と彼らの遠近感について、科学がこれまでに考えてきたことを根底から覆すもの。エスレフ・アーマガン氏は歴史的建造物、海の景色、花、森林、そして元アメリカ合衆国大統領であるビル・クリントンに至るまで、あらゆるものをその絵の対象にしてきた。
すでに10月19日より、全世界の400のブログ上で最初の予告映像が公開されており、今後も引き続き、内容を更新しながら新型ボルボS60のティザー活動を展開する。さらにフェイスブック上のボルボウェブサイトでは、視聴者が映像を見て双方向にコミュニケーションを取ることができる。例えば、熱烈なファンがアーマガン氏にクルマの特定のパーツを描いてもらうこともできるという内容。
10月26日(月)(現地時間)より、全編映像がフェイスブックにて公開され、盲目の画家による新型ボルボS60の全貌が初めて公開されることになる。
なお、新型ボルボS60の日本導入時期については未定となっている。
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