泥沼でも、ぬかるみでも関係なしっ!トーヨータイヤ オープンカントリーの走破性を刮目せよ!(1/3)

本場アメリカでは、20インチ以上のカテゴリーでシェア約40%

トーヨータイヤは、とりわけオフロードの世界では超メジャーな存在だ。それはSUVやピックアップの本場アメリカにおいて、20インチ以上の「W-LTR」というカテゴリーで約40%という非常に高いシェアを獲得している事実を見ても明らか。

今回レポートするのは、そんなトーヨータイヤが誇る「オープンカントリー」というオフロオードタイヤの「M/T」(=マッドテレイン)と「R/T」(=ラギッドテレイン)というモデルだ。

トーヨータイヤでは、件のオープンカントリーのほか、オンロード向けプレミアムタイヤである「プロクセス」ブランドを含めSUV向けの商品を豊富にラインアップしている中でも、「M/T」は、2000年代初頭に北米で伸長の著しかったライトトラック市場におけるリフトアップ仕様の流行を見込み、究極的なオフロード仕様として開発されたものだ。

一方で、オフロード感覚のルックスや走りを楽しめながら、オンロードでの快適性を重視した準オフロード派に向けては、「A/T」=オールテレインを用意した。

>>トーヨータイヤ オープンカントリーを画像でチェック(67枚)

「M/T」と「A/T」の中間的な性格

そして今回の「R/T」=ラギッドテレインは、「M/T」のようなアグレッシブなデザインとオフロード走破性を身に着けながらも、「A/T」のようにオンロードもそこそこいけるという、「M/T」と「A/T」の中間的な性格を持ち合わせた新しいカテゴリーのタイヤとなる。

トレッドパターンのショルダー部には小石や泥の排出性を高めるべくスリット溝容積を確保した「M/T」のアグレッシブなデザインを、センター部には周方向に剛性を高めたブロック配置としたスタイリッシュな「A/T」のデザインを融合させた、ハイブリッドデザインを採用しているのが特徴だ。

少々ややこしいかもしれないが、トーヨータイヤではそれだけ充実したラインアップを持っているとているとご理解いただければよいかと思う。

そんなオープンカントリーは、小柄なクルマ向けサイズなど一部がすでに日本国内でも販売されていたものの、大柄なクルマ向けのサイズはアメリカのみで発売されていたところ、このほど日本国内にも導入されるはこびとなり、発売に先立って、その性能を体感する機会を得た。

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岡本 幸一郎
筆者岡本 幸一郎

ビデオ「ベストモータリング」の制作、雑誌編集者を経てモータージャーナリストに転身。新車誌、チューニングカー誌や各種専門誌にて原稿執筆の他、映像制作や携帯コンテンツなどのプロデュースまで各方面にて活動中。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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