ボルボの『酢麻婆(スマボ／SMAVO)』って何だ！？[イベントレポート]

あ、スマホじゃなくて、“スマボ”ね！

2017年お正月。テレビで気になるCMが流れていた。『ボルボのSMAVO』。ん、スマボ！？

CMの内容はこうだ。欧州と思われる石造りの街並みを軽快に走るボルボV40。男女の会話が流れる。(男)「“スマボ”っていいよね」(女)「スマホ？ もう持ってるじゃない」「・・・あ、スマホじゃなくて、“スマボ”ね！」

画面には『SMAVO』の文字がデカデカと映る。

・・・スマボって、なんだろう？

“慕留慕飯店”(ぼるぼ はんてん)へようこそ！

そんな感じで迎えた年明け早々、1月12日。ボルボ・カー・ジャパンから、“スマボ”の文字が刻まれたイベントの案内を頂いた。しかもそこには『ボルボの酢麻婆(すまぼ)』先行試食会とある。ん、酢麻婆？？ 試乗じゃなくって試食？？？

アタマの上にハテナマークをいっぱいつけながら向かったのは港区西麻布。繁華街として知られる六本木からちょっと離れたエリアで、通好みの飲食店も多いオトナの街だ。

会場となったのは、西麻布交差点からすぐの四川料理店「麻布長江 香福筵」(あざぶちょうこう こうふくえん)。入り口には“慕留慕飯店”(ぼるぼ はんてん)の特製看板までしつらえてある凝りよう。

スマートにボルボオーナーになることが出来るから“スマボ”

会場ではまず、ボルボのSMAVO(スマボ)についてのプレゼンテーションが始まった。

端的に言うと、スマボとは新車オートリースプログラムの一種だ。月々はスマホのように定額払い。頭金0でもOK。登録諸費用、毎年の自動車税、さらに自動車保険までもコミコミにすることが出来る。また3年後の乗り換え特約もある。

つまり、スマートにボルボオーナーになることが出来るから“スマボ”。うん、わかりやすい！

・・・と、スマボは新しいボルボの乗り方のひとつであることが紹介された。実はスマボ、2016年に一部車種でテスト運用が始まっており、この2017年1月より全車種対応で正式にスタートしたサービスだ。

ボルボ・カー・ジャパンの公式サイトを観てみると、支払いの一例が出ている。これによれば、ボルボの残価設定ローン「アクティブローン」と比べてもほとんど変わらないとある。車種や車両価格、頭金やボーナス月払いの有無、任意保険等によって、月々の額も色々設定出来る。詳しくはボルボの正規販売ディーラーに問い合わせて欲しい。

『酢麻婆』(スマボ)・・・実はこれ、相当にマジで、相当に斬新なメニューなのだった

新年からガンガン流れているTVCMの投下量からも分かるように(？)、ボルボのスマボに賭ける想いはかなり大きいようだ。冒頭紹介した四川料理店「麻布長江 香福筵」では、スマボとスペシャルなコラボレーションを実施する。その名も『酢麻婆』(スマボ)！

・・・だ、ダジャレ！？ 麻婆豆腐にお酢で酢麻婆？？ ちょっと脱力しつつも、実はこれ、相当にマジで、相当に斬新なメニューなのだった。

オーナーシェフの田村 亮介さんは「麻婆豆腐にはもともと酸味はない。これまでそういったものも見たことがない」と語り、酢麻婆の依頼を受けた際の戸惑いを正直に明かす。「オリジナルメニューや古典の現代版アレンジなどなら色々とやりようがあるが、麻婆豆腐は誰もが知る馴染みの品で、既に完成しきったスタイルがある。だから麻婆茄子など別の麻婆メニューも考えた」と語る。しかし田村シェフは、あえて正面から麻婆豆腐に挑んだ。

実に斬新な“麻婆豆腐”の姿が目の前に

わ、真っ白だ・・・。我々の目の前に現れたのは、実に斬新な“麻婆豆腐”の姿だった。

卵白でスフレ状になったふわふわのお豆腐。れんげで上のほうだけすくってみると、実にまろやか。しかしその底には・・・

四川の麻婆がしっかり潜んでいる！ しかもひき肉ではなく、ほろほろになるまで煮込まれた牛のほほ肉だ！

さらに“酢”の酸味を出すため、通常の四川花椒や豆板醤などのピリッとした辛味に加え、「ほんの少しだけ」黒酢の風味が加えられているのがポイント。ただし我々が酢と聞いて想像するような、むせかえるほどの酸っぱさでは決してないからご安心を。つまりは、ふわふわ豆腐と辛味、ちょい酸味の三位一体。

もしかして我々は、またとない歴史的瞬間に立ち会えたのかもしれない

これをよーく混ぜていただけば・・・四川風麻婆豆腐特有のぴりぴりと辛いイメージとも随分違う「優しさ」に溢れている・・・これは新しい！

ランチメニューで酢麻婆はご飯とセットで供されるが、いつもの麻婆豆腐みたいにご飯の上にかけてガッツリと、という感じではないのも新しい。

いわゆる四川風麻婆豆腐とは違う、全く新たなメニューがここに誕生した。もしかして我々は、またとない歴史的瞬間に立ち会えたのかもしれない・・・！

酢麻婆は、麻布長江 香福筵のランチや夜のアラカルトメニューで味わうことが出来る。期間は2017年1月13日(金)から2月13日(月)まで。ただし反響の大きさ次第では、レギュラーメニュー化もないハナシではなさそうだ。ともあれ一度、味わってみることをおススメする！

[レポート：トクダ トオル(オートックワン編集部)／Photo：オートックワン/ボルボ・カー・ジャパン]

「酢麻婆」フォトギャラリー

「酢麻婆」(すまぼ)について

■提供店舗：麻布長江 香福筵(あざぶちょうこう こうふくえん)[東京都港区西麻布1-13-14／電話：03-3796-7835]

■提供期間：2017年1月13日(金)～2月13日(月)

■販売価格：[ランチ]ランチセット(ゆで鶏胡麻ソース・サラダ・ご飯またはおかゆ・スープ付) 1200円／[ディナー]アラカルト 2500円(共に税別)

詳細は“酢麻婆”スペシャルサイト[http://smavo.jp/]も参照のこと。