ブリヂストン スタッドレスタイヤ「BLIZZAK(ブリザック) VRX」試乗レポート/吉田由美(1/2)
- 筆者: 吉田 由美
- カメラマン:オートックワン編集部
誰もが知っているブリヂストンのスタッドレスタイヤ「BLIZZAK」、世界ではなんと“2億本”を販売!
今年は梅雨明けが例年より早く、夏が長くて、しかも暑い・・・。暑さ寒さが苦手な私にとって、この暑さは死活問題!?・・・と毎年思っていますが、そんな夏真っ盛りでも、タイヤ業界ではもう今年の冬に備えたスタッドレスタイヤの発表会が行われます。
私がお邪魔したのは「ブリヂストン」の人気スタッドレスタイヤ「ブリザック」の最新モデル「BLIZZAK(ブリザック)VRX」の発表会。
「BLIZZAK」は今年、誕生から25年を迎えましたが、その抜群な認知度と高い信頼性などから、北海道や東北地方では、なんとスタッドレスタイヤ装着車の2台に1台がBLIZZAK装着車!また、札幌のタクシードライバーは10名中7名がBLIZZAKユーザーと、日本の雪道はめっぽう強いらしいのです。そして、なんと世界では2億本も販売されたのだとか。
その高い知名度を持つ「BLIZZAK」だからこそ、期待を裏切らない性能を持つことが「BLIZZAK VRX」に与えられた使命。しかし、積雪路面以外にも、凍結路面やウエット路面、燃費性能、そしてコストパフォーマンス・・・トータルバランスがキーとなります。
実は私、この発表会からさかのぼること今から約半年前、深い雪に覆われた厳冬の北海道の「ブリヂストン テストコース」にて、BLIZZAKの新商品「VRX」装着車を既に試乗させて頂いているのです。
しかし、これまでタイヤの試乗記といえば、豊富な経験や実績などの情報を持っておられる“タイヤ専門ジャーナリスト”の牙城。果たして“タイヤの違いが分からない”私でいいのでしょうか?と思っていたら、むしろ今後は、そういう人にもアピールしたいとのこと。
確かに、今までですとタイヤに興味のある方であれば良いのですがそうでない方には・・・。ただでさえ、わかりにくいタイヤの世界ですから、様々な視点でのレポートも必要なのかも知れません。
※次ページでは、吉田由美さんが2013年初頭に北海道で体験した「BLIZZAK VRX」の試乗レポートをお届け!旧モデル「BLIZZAK GZ」との性能比較チェックも!
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