見た目はまるで“実車版ミニ四駆” ホンダがフランクフルトショーで「RC213V」のエンジンを搭載した4輪コンセプトモデルを世界初公開
ホンダは、ドイツで開催されるフランクフルトモーターショー(プレスデー:2015年9月15日~16日、一般公開日:9月19日~27日)にて、コンセプトモデル「Honda Project 2&4 powered by RC213V」を世界初公開すると発表した。
Honda Project 2&4は、世界にあるホンダの二輪車・四輪車のデザインスタジオから80名以上のデザイナーが参加して行われた社内コンペティション「グローバルデザインプロジェクト」で選ばれたコンセプトモデル。
1960年代のF1世界選手権に参戦していたマシンをモチーフにしたデザインで、ミッドシップエンジンレイアウトを持つ四輪車でありながら、二輪車のようなフレームとボディーカウルによって構成されるボディー構造や、むき出しのフローティングシートにより全身でオープンエアーを体感できる運転席など、二輪車の開放感と四輪車の運動性能を兼ね備えている。
エンジンは、FIMロードレース世界選手権(MotoGP)のMotoGPクラスに参戦している競技専用車「RC213V」の公道仕様車「RC213V-S」に搭載されている999ccV型4気筒エンジンを採用。1万3,000回転で215馬力の最高出力を発揮する二輪車ならではの高回転エンジンに、トランスミッションには専用開発の6速DCTを組み合わせている。
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